関西学生Div.1 2015 最終節 関西学院大学 x 立命館大学①(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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平成27(2015)年11月22日(日)、ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)にて行われました関西学生Div.1 最終節(第7節) 関西学院大学(昨年1位)立命館大学(昨年2位)の試合レポです。
両校ともこの日まで6戦全勝、勝った方が関西学生リーグ単独優勝を決める関西学生Div.1のリーグ最終戦にして、最も注目すべき試合です
西日本代表決定戦とアップ順が前後してしまいましたが、今週末の甲子園ボウルの告知も兼ねて、このタイミングでアップさせていただきますm(_ _)m

まずは、試合開始前の様子です。
お先に立命館大学サイドから。


スタジアム内の立命館大学のパンサーズショップには、かっこいい写真が!


少し暗くなった帰りに撮った様子がこちら。
左から19番DB荒木選手(4回生・副将)、32番RB西村七斗選手(2回生)、34番DB奥野敬介選手(4回生)、3番DB八条選手(4回生)、11番QB西山選手(2回生)、42番RB長谷川航平選手(4回生)です。

試合前の応援団チアリーダー部PeeWeeS!(ピーウィーズ)のパフォーマンスです。
一番右は、おなじみ、アメフト専用キャラの「パン太くん」。
メンズ(男性チア)は、1人で1人をリフトしています
今年のPeeWeeS!の皆さんは、アメフトのチームTシャツを着てくださっていますが、これは応援団とアメフト部の話し合いの中で生まれた提案だそうです。

次に、関西学院大学サイドです。

鳥内監督と55番OL橋本主将を先頭に、選手・スタッフの入場です。

スタッフも含めて、青い青い円陣を組みます。

バックスタンド側には青い壁が。


奥側・関西学院大学の55番OL橋本主将と手前・立命館大学の57番DL田辺主将のコイントスは、関西学院大学が勝利し、前半レシーブを選択。

コイントスが終了し、両校ともキックオフ前に円陣を組みます。
以前も御紹介しましたが、大一番で組まれるキックオフ前の立命館大学の円陣は、オクラホマスタイルと呼ばれています。
田辺主将の“Who's House ?”の掛け声に対して、周りの選手が“Rits House !”と答えるのですが、この最終戦にはさらにスペシャル仕様が!

それは、スタンドの皆さんも、お互い肩を組んで“Rits House !”と叫んで、フィールドだけでなくスタンドも含めたオクラホマスタイルを完成させようというもの!
ちなみに、私も参加させていただきましたw

この日スタメンです。
<関西学院大学:オフェンス>
OL:70番井若選手(2回生)、55番橋本亮選手(4回生・主将)、73番松井和史(3回生)、 64番高橋選手(3回生)、59番藏野選手(3回生)、TE:91番山本俊太朗(4回生)、WR:24番池永選手(3回生)、85番木下豪大選手(4回生・副将)、 86番松井理己選手(1回生)、QB:6番伊豆選手(3回生)、RB:40番橋本誠司選手(3回生)、K:1番西岡選手(3回生)
<関西学院大学:ディフェンス>
DL:58番藤木選手(2回生)、52番松本英一郎選手(3回生)、96番小川選手(4回生)、98番柴田選手(2回生)、LB:43番作道選手(4回生・副将)、44番松本和樹選手(2回生)、DB:26番稲付選手(1回生)、3番小椋選手(2回生)、10番田中雄大選手(4回生・副将)、37番小池直崇選手(3回生)、46番山本泰世選手(3回生)、P:1番西岡選手(3回生)
<立命館大学:オフェンス>
OL:52番村田選手(2回生)、77番島野堅三選手(4回生)、73番西選手(3回生)、58番遠藤選手(4回生・副将)、78番齋藤選手(4回生)、TE:96番山下選手(2回生)、WR:86番猪熊選手(3回生)、83番宗村選手(3回生)、84番近江選手(2回生)、RB:32番西村七斗選手(2回生)、QB:11番西山選手(2回生)、K:18番栃尾選手(3回生)
<立命館大学:ディフェンス>
DL:57番田辺選手(4回生・主将)、93番仲里選手(4回生)、91番大野選手(3回生)、94番松原選手(3回生)、LB:56番浦野選手(4回生)、4番長谷川仁志選手(4回生)、DB:13番奥田選手(4回生)、34番奥野敬介選手(4回生)、20番長尾選手(4回生)、3番八条選手(4回生)、30番木村選手(3回生)、P:82番宇治野選手(2回生)

<第1Q>

試合開始は、立命館大学のキックオフから。
第1節の京都大学戦レポでも少し御紹介しましたが、立命館大学のキッキングチームには1、2回生の若手が多く起用されています。
この日も、写真↑左から、1回生では60番糸井選手(龍谷大平安高卒)、49番藤岡選手(立命館宇治高卒)、17番平野選手(清教学園高卒)、この写真では見えませんが、40番近田選手(立命館宇治高卒)など、また、2回生では27番利岡選手(立命館宇治高卒)などが出場していました。

立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
しかし、立命館大学に反則があり、蹴り直し。

関西学院、10番田中雄大選手(4回生)がキックオフリターン。
昨年の立命館大学戦での、試合開始早々、あわやタッチダウンのビックリターンは、パンサーズファンには悪夢として脳裏に焼き付いているのですが…、

立命館大学、今年はなんとかビックゲインは抑え、関西学院大学のオフェンス1stシリーズは、自陣36ヤード付近から。
先発QBは、前節と同じく、エース6番伊豆選手(3回生)。

3rdダウン6、立命館の3番DB八条選手(4回生)のナイスパスカットで1stダウン更新できず。

1番P西岡選手(3回生)がパント。

立命館、自陣38ヤード付近から。
先発QBは、こちらも前節と同じく、エース11番西山選手(2回生)。

3rdダウン、関西学院の2番岡本選手(3回生;写真↑右から2人目)のナイスカバーでレシーバーが弾いたボールを、37番DB小池選手(3回生;写真↑1番左)がインターセプト!

インターセプトを誘った2番DB岡本選手へのセレブレート。

関西学院の自陣49ヤード付近からのオフェンスに。
パス成功で1stダウン更新し、敵陣40ヤード付近へ。

3rdダウン7、TE位置に入りボールキャリアーできる有資格者となった本職OLの59番蔵野選手(3回生)のランも、1stダウン更新には至らず。
無資格者が有資格者がなるというマジックは、NFLのNEペイトリオッツが昨シーズンのプレイオフでなんかやってたようなw

4thダウン5、QBでもある6番伊豆選手がパント。
このPとしてQB伊豆選手が入るというのは、ラン・パス、どちらとものスペシャルプレイを警戒しなくてはならないので、なかなかやっかいなんです。
2年前のスコアレスドローとなった関学x立命戦、立命館大学のタイムアウトの取得が疑問視された場面があるのですが、それがPとしてQB伊豆選手(当時1回生)が入った場面でした。
結局スペシャルプレイはなく、普通に蹴ったのですが、それでもタイムアウトを1回消費させただけでも儲けものだったでしょう。
(ちなみに、私はあの時に立命館がタイムアウトを取ったことに対しては、無策でのぞんで大怪我する可能性もあったことから、取っておいて正解だったと思っています。)

立命館、自陣13ヤード付近から。

86番WR猪熊選手(3回生)のランで1stダウン更新。自陣30ヤードへ。

32番RB西村七斗選手(2回生;写真↑左から2番目)のランで1stダウン更新×2。敵陣45ヤードへ。
32番RB西村選手の走路の先で、OL陣がナイスブロックで走路を作ります

関西学院の3番DB小椋選手(2回生・箕面自由学園高卒)のナイスパスカバーによるパス失敗もあり、続けては1stダウン更新できず。
この3番DB小椋選手のパスカバーはすごかったです
小椋選手は、昨年の1回生時にはすでにレギュラーで、立命館大学戦や甲子園ボウルでインターセプトもしていたビックプレイメーカーです

4thダウン9、82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント。

関西学院を自陣7ヤード付近まで押し込めます。

3rdダウン7、この敵陣深い位置で、立命館の34番DB奥野(兄)敬介選手(4回生)がインターセプト!

リターンし、立命館、敵陣14ヤード付近からと絶好の位置からのオフェンスに!
これは先ほどの82番P宇治野選手のナイスパントが呼び込んだオフェンスでもありますね(*^ー^)ノ

しかし、1stダウン更新できず、4thダウン2に。

立命館大学、ここで4thダウンギャンブルを選択!

32番RB西村七斗選手(写真↑1番左)が、襲い掛かる関西学院ディフェンス陣を振り切り…、

最後はジャンプでかわして、タッチダウンΣ(゚д゚;)

立命館大学、約3年ぶり(?)の関西学院大学戦でのオフェンスのタッチダウンです!

18番K栃尾選手(3回生)のキック成功。
ホルダーは、14番宇野選手(4回生)。
関西学院大学 0-7 立命館大学、1Q残り0:45
私は先制しなくては立命館大学の勝利はないと考えていたので、4thダウンとなった時、「ギャンブルではなく、フィールドゴールの方がいいのかもなぁ…」と思ったのですが、立命館大学、自信のある32番RB西村選手のランで見事、先制タッチダウンをもぎ取りました!

立命館、16番K池上選手がキックオフ。

関西学院、24番池永選手(3回生)がキックオフリターンし、自陣24ヤード付近から。

6番QB伊豆選手のキープで、3rdダウン2に。

第1Q終了、関西学院大学 0-3 立命館大学

その②に続く…。