外科的肺生検終わる!(2019/4/18) | ターサンの冒険(たまに暴言)

ターサンの冒険(たまに暴言)

ターさんです。日々の思う事、感じたこと、登山やドライブの事(時には愚痴など)を備忘録代わりに書いていこうかなと思います。
 が、その前に先ずは5年前に診断された間質性肺炎のこれまでの経過を記録に残しておきたいと思います。

 

 ストレッチャーに寝かされたままOP室の前で手を振る相方さんと別れる。
 先程がドタバタだったので何故かそれほどの緊張感は湧いて来ませんでした。
 OP室は気管支鏡検査と違い、医療ドラマで良くみるような整頓された広い部屋でした。
 
 寝たまま敷布の4隅を持たれて「いち、にいのさん!」で手術台に移される。
 途端にあちこちから手が伸びて来て、心電図や点滴、酸素、血圧計などがペタペタと装着される。
 導尿するための尿管をどうするかも事前に聞かれたのですが、恥ずかしさもあり深く考えもせず断わっていました。
(このことで後で後悔することになるのですが・・ショボーン

 皆が慌ただしく動いている中で一人の看護師さんが耳元で、目が覚めた時にどういう状態になっているかビックリしないように簡単に説明してくれました。
 少し頷いたのを確認すると「はい、ゆっくり数を数えてくださ~い」と言いいながら、いよいよカップ型のマスクから麻酔が流され始めたようです。
 初めての全身麻酔で疑い深いオジサンはこんなもので催眠術みたいにすぐ眠れるのであろうかなんて思ったのですが、次の瞬間には完全にしっかり眠っていた。
 
 その後、現実世界の私の体は右に左に揺すられ起こされながら、胸に穴が開けられ、カメラやらドレーンやらがズブズブと挿入されて、切られて、組織を採られて凄い状況だったのでありましょう。((( ;゚Д゚)))ブルブル・・
 おそらくは昔テレビで見ていた初代仮面ライダーのオープニングみたいに、ショッカーのアジトで医師たちに囲まれて改造されている本郷剛のような感じだったのでしょうか?びっくり
 
 ただ、当の本人はもの凄く心地よい夢を見ていた・・ような気がするのです。
 どんな夢だったのかは殆ど覚えていないのですが綺麗な静かな場所で誰かと楽しい会話を楽しんでいたような・・・。
 え、まさか、これって臨死体験?滝汗おいで
 
 「手術終わりましたよ~」と体をゆり起こされたときに、急に楽しい夢の世界から現実に呼び戻されてしまったような感じがしました。
 後で先生が言っていたのですが、最近の麻酔は「楽しい夢」を見るようにできているとかいないとか・・。(知らんけど・・)
 
 目が覚めて自分の体を見ると、胸に巻いたさらしの隙間には太いドレーンが差し込まれて機械とつながっており、胸から排出された体液がジュル、ジュルルと行ったり来たりしているのを見てやっと実感が湧いてきました。
 
 でも痛みもそれほど感じなかったので「心配したほどでも無いな、これくらいで良かったあ」と夫婦でホッとしたのも束の間、夕方になり麻酔の効き目が切れてくるにつれて大変な状況が待ち構えていたのであります。ガーン
 
続く・・