《水滸伝》人物百図(李雲中・絵) その1 托塔天王 晁蓋 宿星の好漢ではないけれど、 かれがいなければ物語が成立しない、 そのくらい重要な人物のひとり、 托塔天王 晁蓋がトップバッターで登場です。 魔よけの宝塔を東渓村に持ち帰る場面(第十四回)です。 一本一本細かく描かれているヒゲや眉、力を込めた指先など、 豪放磊落な晁蓋のイメージがリアルに表現されています。