21枚目は、「生辰綱」強奪のきっかけをつくった、
北斗七星チームのひとり、赤髪鬼 劉唐です。
天罡星・・天異星
職位・・歩軍頭領 兼 冲撃営指揮
武器・・閻羅烈火刀
必殺技・・乱披風、瘋鬼狂舞
「冲」は(突進する)、熟語の「冲撃」は(衝撃)、
日本語だと(突撃隊の指揮官)という感じでしょうか。
「閻羅」は(閻魔大王)のこと、
(閻魔烈火刀)、なかなか強そうです。
「披」は(散らす)、「瘋」は(気が狂う)、
吹き荒れる風に乗って、心をむしばむ魔物が狂い踊る・・
かなりおどろおどろしい技名です。
(人物略歴)
東潞州出身の人である。
幼いころからあちこち放浪して暮らしていた。
もみあげの横に赤いあざがあることから、
人々はかれを「赤髪鬼」と呼んだ。
かれが、晁蓋のもとに「生辰綱」の情報を告げたことが、
梁山泊に百八名の豪傑たちが大集結するきっかけになった。
はじめは雷横と激しく争い、百回以上も打ち合ったが、
互いに決着はつかなかった。
梁山では第二十一番目の席次である。
もみあげの横に赤いあざ、どころか、
長い髪はおろか、胸毛、腕毛、足毛まで真っ赤でふっさふさ。
この毛深さ、どう見てもゴリラかオランウータンです。(苦笑)