17人目は、家柄もよく、それなりの役職にも就いていたのに、
やることなすこと不運の連続で、とうとう山賊に。
まさに天暗星の申し子、青面獣 楊志です。
天罡・天暗星
職位・馬軍八虎騎 兼 先鋒使の三車騎大将軍
武器・流星碎岩刀、八宝陀竜槍
必殺技・暗黒波動斬、楊家流/回馬槍
「陀」・・「陀螺」は独楽のことなので、
(旋回する竜の槍)という感じでしょうか。
本人が天暗星なだけあって、必殺技も暗黒波動斬とか、
まるで悪役のようなネーミングです。(笑)
(人物略歴)
楊家将の子孫である。
東京にいたころ、刀を売るため、ごろつきの牛二を殺めてしまい、
大名府に流罪とされた。
大名府では、かつて東郭門の練兵場において、
索超と武芸の技を競い、五十合以上も激しく打ち合ったが、
勝敗はつかなかった。
その後、護送していた生辰綱を、
晁蓋、呉用らによって強奪されたため、
山賊に身を落とすはめになり、
魯智深、武松とともに二竜山を占領した。
三山聚義ののち、梁山では十七番目の地位についた。
「楊家将」・・宋建国時代の英雄、楊業とその息子たちの
活躍と悲劇を描いた有名な小説。
同じ楊という名字からの連想か、人気小説にあやかったのか、
いつの時代もコラボはあるようです。
(あっしが習ってる太極拳の協会理事長、リアル楊家将の子孫!
NHKの明〇止水に出てるヒゲのおじいちゃんです)
破れ笠に顔をかくし、刀を抜いています。
鋭い輝き、どうやらこれが吹毛剣です。
まさに「楊志売刀」のシーンです。