カードの11枚目は、梁山三大富豪のラスト、
撲天雕 李応です。
あだ名の漢字が、撲天「鵰」ではなく、「雕」になっています。
「雕」の字の意味は(彫る)ですが、(ワシ、鷲)でもあるので、
間違いではないようです。
個人的には「鵰」の方が好きですが。
天罡・天富星
職位・粮食庫大統領
武器・鉄嘴雕頭槍、鷹尾飛刀
必殺技・鷹撃長空、群鷹搏兔
柴進と同じく「大統領」になってます。
ただし、こちらは「粮食」(食用にする穀物・豆類などの総称)なので、
糧秣庫担当のトップということでしょう。
武器や必殺技も、雕だったり鷹だったりですが、
まあ猛禽類ということで。
(人物略歴)
李家庄の当主であり、もとは祝家庄、扈家庄とともに、
三つの庄で同盟をむすんでいた。
槍の技にすぐれ、背中にかくした五本の鷹尾飛刀は、
百歩はなれた敵を殺す、まさに神出鬼没の技である。
時遷を救い出すために、祝彪とはげしく戦ったが、
だまし討ちに遭い、かろうじてのがれた。
その後、梁山に帰順し、第十一位の席についた。
原典では活躍しなかった飛刀を投げながら、
タカを引きつれ、楽しそうに突進しています。