「水滸一百零八将」(叶雄・画)その31 周通・丁得孫・鄧飛 | 水滸伝ざんまい

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中国四大名著の水滸伝について語るブログです。
原典メインのため、北方および幻想はありません。
悪しからずご了承ください。

 

右手前、金の鎧・・小覇王 周通

霹靂火の前に立ちふさがっている金の鎧が、まさかの周通。

桃花山のケチな山賊とは思えない貫禄です。(笑)

 

左後方、手前・・中箭虎 丁得孫

「顔から首までいちめんにあばたがあり」(第七十回)

の描写どおり、顔には汚れのようなキズが。

得物の飛叉(投げ叉)を振りかぶっています。

 

左後方、奥・・火眼狻猊 鄧飛

肌は白く、西域の人のような風貌をしています。

目が赤いという描写からの連想でしょうか。

得物の鉄鏈(くさり鎌の類)を、

丁得孫とシンクロして振りかぶっています。

 

左前方の好漢については、次回の説明とします。