京劇「新作 水滸伝」観劇の覚え書き その1 | 水滸伝ざんまい

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中国四大名著の水滸伝について語るブログです。
原典メインのため、北方および幻想はありません。
悪しからずご了承ください。

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09年11月8日(日) 千葉県市川市 市川市文化会館大ホールにて。
昼の部 13:00開演
 
「新作 水滸伝 宋江と梁山泊の英傑たち ~水滸之誓~」
あちこちのブログで、よかった面白かった、という書き込みを見て、
どうにも我慢できなくなり、無理やり時間の都合をつけて観劇することに。
 
入場して、まず目を奪われたのが、緞帳。
替天行道の旗の下に集う好漢たちが描かれた、この公演専用のものが使われている。
この絵が素晴らしくて、思わず見とれた。
 
描かれている好漢は50名ほど。
実際の舞台には登場しない人物も多数いるが、そこはご愛嬌。
肩が見えるほど衣紋を抜いて、ちょっとなよッとした白面郎君に、
小さいシンバルを演奏している鉄面孔目など、
ひとりひとりが細かく描写されていて、実に楽しい。
 
画像は、パンフレットに掲載されていた、見開きページのイラスト。
構図は、緞帳のものとほぼ一緒だが、絵の出来はかなりレベルダウン。
あの緞帳の写真を掲載してほしかった!