彼女が本当に終わらせたかったこと | 不登校・家族のお悩み解消カウンセリング

不登校・家族のお悩み解消カウンセリング

娘の不登校からみえてきた自分のあり方や、日々の気づきを綴っています
不登校の問題は、親御さんの家族関係での行きづまり感や、生き辛さとリンクしていることがあります
自分の経験をふまえて、一つ一つ、紐解きながら、軽くなれる法則やあり方をお伝えします



こんにちは



こんな話を聞きました



ある大学生カップルが


彼女の部屋で、ケンカになり


彼女が包丁を持ち出し


彼氏を殺す、と騒ぎ


果ては、自分の首に電気コードを巻いて


自分が自殺する、と騒ぎ


最後には警察沙汰になって


やっと彼女は落ち着いた様子だった、と



人生あるある、ですね



普通に生きていても



「死にたい」とか「殺したい」って


気持ちがわくことって、あるじゃないですか?



これって、結局のところ


「自我のプログラム」を


「終わらせたい」っていう勘違い


のことなのです



「自我」とは


身体と思考と感情の集積による


「私」という感覚のことです



そして「自我プログラム」」とは


「私」をよりよく生存させ


「世界」の中でサバイバルを


生き抜くために、マインドセットされた


「もっと、もっと」という感覚のことです



なぜ


自殺や他殺が「自我プログラム」


を終わらせる勘違いを


起こすことになるのか、といいますと



そもそも「苦しみ」の正体が


この「自我プログラム」に


あるからなのです



「自我プログラム」とは


いまが充分じゃない「不足感」


このままじゃダメだ「欠乏感」


私には何もない「無力感」


などなど、きりがないくらいの


「恐怖」が原動力になっている感情ですね



だから


自分や相手にきりがなく


求めて、求めて、求めて


苦しむ、苦しむ、苦しむ


という構造になっているのです



ところが、やっかいなことに


「勘違い」と書いた通り



「自我」にはこの「自我プログラム」を


終了させることができません



何故かといいますと


どちらも「幻想」だからです



そもそも論


「自我」から出てくる「私」


という感覚が、実体のない幻想なので


「自我プログラム」も幻想なのです



じゃあ、どうしたらいいのか?


この質問がやっかいです



どうすることもできないから



ただ、「気づき」と共にあるしかない


または、「いまここ」にあるしかない



「幻想」を「幻想」と


見抜くしかないのです




くれぐれも


「自我プログラム」に抵抗しないように



なぜなら


「誰か」がやってることじゃないので


「自我プログラム」に抵抗すればするほど


逆襲にあいます



ただ「不足感」があるんだなー


「欠乏感」があるんだなー


だから「悲しい」んだなーと


気づきと共にある



被害者意識や加害者意識は


表裏一体です



どちらも「幻想」だから



ただ、その瞬間わいてきた


思考や感情を


ながめる気づきと共にある


流れていくのを待つ


言葉で伝えるのは


このくらいが限界ですね



ま、気楽にいきましょう


どっちみち、幻想だから




読んでいただいて


ありがとうございました♡