最近、仕事と会社について考えることが増えた。ビジネス書もたくさん読んでいる。現在の会社で20年間もそんなことは、一度も考えたりしなかった自分がいる。会社のことを真剣に思わなかったひどい社員だった。年齢と共に、役職だけ上がっていったが、そんな役と実際の自分の性能に大きな開きがあることを感じていたし、その乖離にかなり焦りを感じていた。しかし、すべては過ぎた日々であり、もう帰ってはこない。もう遅いのだ。しかし、まだそこで働くのであれば嘆いてばかりもいられない。昨日よりも今日、今日よりも明日、一歩づつ上がっていくしか道は無い。その歩幅が少ないと言われようが、そこはどうしようも無い。ただただ、必死に1日を充実させ、自分のバージョンを上げていくしか無い。
そこで、いろんな本を読むこともしたが、いろんなサイトも見まくった。やはり、ネットでこのオッさんの言葉を読むたびに身に染みてくるのだ。我が心の師匠、スティーブ・ジョブズ先生の言葉だ。彼は世界でも特別な人の一人になったが、初めからそういう人物だったわけでも無い。1つのことに一生懸命に生きていたら、1日1つづつ着実に神のような天空の住人になっていっただけだ。おそらく、毎日が怒りと喜びを感じ、いろんなトライによる後悔と歓喜で頭がいっぱいだっただろう。一生懸命の人には誰も超えられないのだ。一生懸命に生きている人には、失敗してもリトライできる機会が用意されているのだ、きっと。
そんな、スティーブ・ジョブズ名言集の中から一句。
「結果の平等はともかく、機会というものは誰にでも平等であると固く信じている。」
まるで聖書の一文のように神々しい。いろんな本に書いてあった言葉を思い出したのでここで引用しよう。ここでの機会とはチャンスに出会うことを言うのだが、そのチャンスに出会う機会は普段から目の前にたくさん飛んでいるそうだ。ただ毎日をボ~ッとして生きている人ほど見えないもので、必死で探している人だけに見えるものだそうだ。そして、それをどう見つけ、どう掴み取り、どう活用するのかが、人生を大きく変える最初のアクション。とにかく、一生懸命それを見つけよう。
スティーブ・ジョブズ名言集の中から、さらにもう一句。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?」
サラリーマンをしている人にとって、この一言はきつい。ほとんどのサラリーマンなんかはやりたい仕事なんかに就けてやしないではないか。ただ、生きながらえるため、家族が食うために働いているだけだ。そんなジョブズの言う通りに生きられる人は恵まれている。僕はそう思うんだけど、あなたはどう思う? 自分のやりたい仕事だと感じられるような仕事って何だ? まずは、自分探しに、そして好きな仕事探しだな。
さらに、スティーブ・ジョブズ名言集の中からもう一句。
「すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには自然とわかるはずだ。」
やはり、自分の求めているような仕事を他で探すことが急務だと思ったが、この名言では今の仕事を好きになるということが重要だも言っている。言いたいことはどこにそれがあるかを探すアクションが重要なのだ。しかし、高額の給与を目的の一番とした仕事を探し方はNGなのだろうか疑問だが、言えるのはお金を人生のマストにしてはダメで、あくまでお金は目的達成の手段の一つとしないといけない。ジョブズ自身も言っているが、墓場で一番の金物になりたいとは思わないと。
さらに、ジョブズが言う。
「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。」
このドグマだが、日本の美徳とされる「義理」も他人の考えたことだからと排除すべきものなのか? 教義や常識は、義理や恩義という先人の教えとは全く関係ないことなのか。自分を今まで重用してくれた会社の社長や人生の恩師も、これからは革新の時代だからと平気で捨てても良いのだろうか? そういったジョブズの名言は私の荒んだ生活に一石を投じてくれた。だから、そんなものは欧米の考え方だと一蹴できるようなことでもない。ほぼ、間違いなく私のこの薄くて単純な考えは大きな間違いな答えなのは感じている。
そうです、「考え方」と、「人への恩義」は一緒にしてはいけないのだ。それぞれ重んじるべきことである。今一度、師匠であるジョブズの生き様、そして名言の意味も今夜寝床で一生懸命に考えてみてみようと思う。