2021年2月5日 プレート除去手術を受けました。 | 具志アンデルソン飛雄馬公式ブログ

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1990年来日、壮絶ないじめに遭った経験から現在、全国で人権講演会をしている45歳の4人のパパ、孫も居ます 子どもを育てる傍ら、全国で講演活動を展開中 20年間で1200以上の講演を達成 多くの差別事件を摘発し、解決に取り組む 多文化共生NPO世界人理事長

↑事故直後の膝関節部分

 

関節部分の骨折が見てわかると思います。

 

治療としてプレートとボルトを入れる手術が行われました。

 

その後1年4ヶ月のリハビリを経て完治。

 

↓プレート、ボルトの別角度からの画像

 

このプレートとボルトを除去しなくてはなりませんでした。

 

除去手術を経験した知人数名に聞いたところ、

入れる時よりも抜く時の方が倍は痛いとのことでした。

 

その話を聞いた恐怖から、全身麻酔での施術をお願いしましたが、

医師の判断により、腰椎麻酔のみで行われることとなりました。

 

プレート除去手術当日。

コロナの影響で、病院には必要最低限の人間しか入れなかったので、

このプレートが入った足で、自力で病院に行くことになったのです。

 

術後2、3週間は入院するつもりでいたので、

パソコンなど、多くの荷物を持ち込みました。

 

午後から始まる手術に向けて、午前中は体調チェックがあり、

手術まで病室にて安静に待機。

 

いよいよ手術の時間。

自らの足で手術室に向かいました。

 

いざ手術室に入ると、とてつもない緊張感と恐怖に身を包まれました。

 

ベッドの上で横になり小さく屈んでという指示。

そして、腰椎麻酔を施されました。

麻酔は思いの外痛くありませんでした。

 

しばらくして、上半身、続いて足と氷を当てられ、

「上半身の冷たさを100とすると、足はどれくらいか冷たいか」

という麻酔の効き目を確認する作業に入りました。

 

最初の質問では、70と答えました。

 

5分後、同じ作業を繰り返し、30と回答。

 

さらに時間を置いて、再度確認。

驚いたことに冷たさを全く感じなくなっていました。

 

麻酔の効き目が確認できたところで本格的に手術開始。

 

僕自身に下半身が見えないように、

間に青いシートが張られました。

 

術中は、意識もはっきりしていましたが、

足は感覚もなく、見ることもできないので、

耳だけでしか手術の情報を得られませんでした。

 

「これから切開を開始します」

と言われましたが、切られる感覚等は一切ありませんでした。

 

手術が進むと、金槌のようなもので足を叩き始めました。

 

手術自体は30分程度で終わったと思います。

 

手術を経て、様子を見た医師に、

「明日帰っても良いですよ」

と言われ、驚いきました。

 

術後は夜まで足の感覚がなく、

とにかく気持ち悪かったことを覚えています。

もう二度と腰椎麻酔は受けたくありません。

 

↑手術直後の傷痕

 

↑実際に足に入っていたプレートとボルト

 

↑組み立てたプレートとボルト

 

翌日、足を引きずりながら帰り支度。

 

アクセルは右足で踏まなければならないので、

手術直後の足には、かなりの痛みが走りました。

 

手術から5ヶ月が経った現在。

割れるように折れていた膝は、嘘のように綺麗に治りました。

後遺症もなく、ジムで事故以前と同じようにトレーニングを行なっています。

 

知人たちに聞いていた前評判とは打って変わって、

痛みは全くなく、感じていた恐怖に損した気分です。

 

今回の事故で、多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしたことを、

この場を借りてお詫び申し上げます。

 

私は今、元気に生活しています。

今後とも全力で活動してまいりますので、

何卒よろしくお願いします。