ダイエットに効果的!―サバ缶、あなたは食べますか? | 一日一回脱原発 & デモ情報in大阪

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大きなことはできません。でも一日一回、小さなことでも脱原発に役立つことをしよう。そういう思いを込めてタイトルをつけました。脱原発デモ・イベント情報と、原発&放射能に関するお役立ち情報を掲載します。

「納豆でダイエット効果」というねつ造番組で、納豆が一時品薄になった騒ぎはまだみなさんの記憶に残っていることと思います。あの騒動、いまからもう6年以上前の2007年1月のことだったのですね。

テレビの情報番組に踊らされやすい日本人が、今度はさばのダイエット効果に注目した番組の影響で、いっせいにさば缶を購入。さば缶の売り切れ続出というニュースが話題になりました。

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「サバ缶」が売れすぎてスーパー品薄、売り切れ またもやTVのダイエット特集で買い物客が殺到!!!

 「近所のスーパーからサバ缶が消えた」「サンマ缶ばかりだ」―――ツイッターで「サバ缶」がスーパーで買えなくなったという報告が相次いでいる。実際に都内のスーパーに問い合わせると売り切れていたり、一人一缶のみという制限がかかっていたりするところもある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130806-00000005-jct-bus_all



半信半疑ながら、ものは試しだと納豆を買いに走った…これは、まだ笑い話ですむはなし。

でも今回は違います。

福島の原発事故が起こったあとです。

そして、今福島原発からの大量の汚染水流出が現在進行形で続いていて、海がとんでもなく汚染されているというニュースが連日テレビでも新聞でも騒がれている時期です(さすがにもう隠しようがなくなった)。


まず驚くのは、スーパーからさば缶が消えるほど、「さば」を含む魚介類への危機感とか不安とかが多くの日本人に欠如していること。

わたし、さばもさんまも大好きでしたが、福島の事故以来、ほとんど食べていません…。



こんなブログ記事がありました。2011年の記事ですが、ご参考に。

海の汚染は悪化こそすれ、事故当時に比べ、改善しているわけではありません。


2011-09-06

【放射能】一番ヤバい魚は、サバ?(鯖のセシウム放射能汚染)

http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+zaiseihatan/20110906/p1 より引用



【サンデー毎日「放射能と食」】
サンデー毎日9月4日号は、もっとも放射能に気を付けた方がいい魚として、鯖(サバ)の名前を挙げています。(p.139)

7月20日、福島県の沖のマサバから1キロ117ベクレルのセシウムが検出された、という内容がサンデー毎日に掲載されました。

【サバは福島県沖で過ごしている】
サンデー毎日の記事によると、サバは、3月~6月まで福島県沖から茨城県沖で過ごし、その後青森県沖に北上。そして11月~12月には再び福島・茨城の沖に戻ってくるというのです。このルート、かなりヤバそうです。

【鯖はコウナゴを食べる?】
高濃度のセシウム汚染が見つかったこうなご。サバはそのコウナゴを食べた可能性がある、とサンデー毎日は指摘しています。

【サバのセシウム汚染はどのくらい?】
過去の記事で触れたように、行政によるセシウムの測定検査結果は次のようになっています。

・マサバ  7月5日  茨城県産 110
・マサバ  7月12日 茨城県産 28
・ゴマサバ 7月13日 福島県産 68
・マサバ  7月13日 福島県産 54


*数値は1キロ当たりのセシウム。単位はベクレル。

【魚のセシウム 放射能 汚染】日本産のサバ、韓国産に産地偽装(鯖) より。

このように普通に1キロ当たり110ベクレルの放射能が検出されています。それが韓国産に偽装されている、というのはコワいですね。

(引用ここまで)



食品放射能調査第5回目:サバ缶からセシウム検出(Greenpeace)

4月 2nd, 2012

http://financegreenwatch.org/jp/?p=8890 より引用

調査概要

第2回、第3回の食品放射能調査で、サバの缶詰から放射性物質が検出されたことをうけ、魚介類缶詰について魚種とサンプル数を拡大し、集中的に調査しました。

鮮魚と異なり、缶詰製品は産地や魚種の表示が義務づけられていないため、この調査では国産を中心に産地が表示されていない缶詰も調査しました。

調査結果
◾35サンプルすべて、食品に含まれる放射性セシウムの基準値を大きく下回りましたが、サバを使用した缶詰3サンプルで放射性セシウムが検出されました。
◾最も高い数値は、さば水煮(日本水産株式会社)で1キログラムあたり4.3ベクレル、次いでさば水煮(株式会社極洋)で1キログラムあたり4.2ベクレル、さば味噌煮(伊藤食品株式会社)で1キログラムあたり4.0ベクレルでした。

詳細結果PDF↓

http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20120402_5th_tinnedfish.pdf

真実を探すブログ では、このさば缶ダイエット効果報道は、汚染され、売れなくなったさばを売るための、確信犯的なやらせ報道ではないかと書いています。わたしもその疑いはあると思います。

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-657.html より引用。

巷ではマスコミが「サバ缶を食べるとやせるホルモンが大量に出る可能性がある」と報道したのがキッカケで「サバ缶ブーム」が起きているようですが、これはサバのステマ(ステルスマーケティング)の可能性が高いと私は見ています。サバ缶に使用されているサバの多くは日本近海の物で、放射能汚染されている可能性が高いです


実際、色々な放射能汚染測定情報を見ていると、日本近海のサバからは放射性セシウムが相次いで検出されています。そのため、福島原発事故で売れなくなったサバを売りさばくために、マスコミにこのような報道をしてもらうように頼んだのでは?と考えられるのです

(引用ここまで)

みなさん、それでもさば缶食べますか? このブログを読んでくださっているみなさんは、そんなことはないと思いますが…。

1954年3月1日から5月まで6回行われたビキニ環礁(うち1回はエニウェトク環礁)での水爆実験の当時、近海で操業中だった第五福竜丸の乗組員23人が被曝したことは有名ですね。この事件にまつわる講演会で、こんな話を聞きました。

当時日本で水揚げされたまぐろの多くが汚染されていましたが、これらのまぐろのすべてが廃棄されたわけではなかった。捨てられなかったまぐろはひそかに保存され、そして被ばく事件が起こった1年後くらいから、魚肉ソーセージが、日本中に爆発的に出回った

魚肉ソーセージといえば、子供が主に食べるもの…。今でもカルシウム添加したものなど健康をうたった魚肉ソーセージがたくさん出回っていますね。主な原料である魚類の原産地は、記載されていないことが多いのではないかと思います。

私は福島の事故以来、魚肉を使った練り物系も食べていません。外国産の魚類も多く使われているのでしょうが、原材料の原産地が書いていないから、選びようがないからです。

これだけ汚染食品が出回った日本で、自分や家族の身を守るのは、もはや自分しかありません。

日本人の国民は、もう少し賢くなってほしいと思います…。本当に。


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