

初めての方は
途中からだと話が分からないかもしれないので
第1話から読んでいただけるとうれしいです
第1話はこちら
1つ前のお話はこちら
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休みの日に家にいたら
突然知らない男の人がやってきました
「突然すいません
お宅の屋根が浮いています
このままにしておくと雨が降ったときに
しみこんでしまうので
早く直した方がいいですよ」
と言われました
その男の人は外壁工事の作業員
みたいな見た目でした
(タオルを首に巻いたガテン系)
屋根を指さして
「あそこが浮いているんですけどわかりますか」
と言われたけど、どこだかわかりません
なんで屋根が壊れてるってわかったんですか
と聞いてみると・・・
「この近くに工事を依頼された人がいて
家がわからなくて30分近く探してるんです」
「家を探しているときに
たまたま屋根を見て気づいたんですよ」
とのこと
「もしよければ屋根上がって応急処置
しときましょうか」
「今すぐは無理ですが親方に説明して
夕方だったら来れますよ」
と言われたけど
屋根の塗装工事をしてから
まだ3~4年しか経ってません
本当に壊れてるのかな
すぐ直さないとまずいのかな
もしかしてだまされてる
と頭の中はパニック状態です
するとその男の人は
メモ用紙に会社名・氏名・携帯番号を書いて
「夕方にまた来ます
何かあったら連絡ください」
と言ってどこかに行ってしまいました
さっそくネットで検索してみると
メモに書いてあった会社は実在しました
とりあえずひと安心しましたが・・・
ネットを見ていたら
次のような衝撃的な記事を見つけました
『「屋根板金が浮いている」
「屋根がこわれている」
「屋根がはがれている」と言われたら
悪質の飛び込み営業の可能性があります』
まさにこのパターンと同じです
以前屋根の工事をお願いした業者に連絡したら
すぐ見に来てくれることになりました
先ほどのガテン系の人にはすぐ電話して
「知り合いの業者に見てもらえるので
大丈夫です」と断りの連絡をしました
さて後日
連絡した業者の人に見てもらったところ
屋根はまったく問題ありませんでした
(やっぱり)
最近、このような悪徳業者の関係で
屋根を見て欲しいという依頼が増えている
と言っていました
絶対に屋根の上にはあげないようにと
言われました
もともと屋根は壊れていなかったのに
悪徳業者を屋根の上にあげたところ
壊されて修理代を取られることもあるそうです
世の中には悪いことを考えている人が
いっぱいいるので
気をつけないと
今回もなんとか被害にあわすに
済みました
次回は・・・
不用なものが出てきたので
売りに出かけました
何ヶ所か回ったら
ちょっと高く売れました
あきらめない心が大切
というお話です