



『こんなんじゃダメだ』
『もっと一生懸命仕事しないと』
という思いで頭の中はいっぱいでした
もともとは一流企業に就職したかったんです
大学の知り合いの多くは
一流企業に行っています
たまに会うと肩身が狭いんです
自分もやればできると思っています
就職活動のとき
履歴書を送った先からは
ほとんどが門前払いでした
今の会社から内定をもらった後は
就職活動することをあきらめてしまいました
『就職活動続ければよかった・・・』
後悔する毎日
それに加えて・・・
仕事は厳しいものだと思ってました
『働かざる者食うべからず』と教わってきて
その通りだと信じていました
だから先輩といっしょに
毎日ダラダラしてるのは
どうにも納得できませんでした
(この頑張って働かないといけない
という考え方が
今後のわたしを苦しめることになります)
今からでも転職できるんじゃないかと
調べてみると
中途採用している会社がありました
もちろん一流企業です
(一流企業とは一般に知られている
という意味です)
この頃のわたしは有名な会社に勤めれば
周りから認められると思ってました
さっそく履歴書を送りました
すると書類選考に合格し
面接の連絡がきました
もしかして一流企業への道が
開けるかも
と喜んだのもつかの間・・・
転職活動していることが
親にバレました
親からは猛反対
「せっかく勤め始めたんだから
今のところで頑張りなさい」
と言われました
「長続きできないのはダメな奴」
と小さいときから言われてました
親の基準に当てはめられ
そこから抜け出せませんでした
その時は親には逆らえず
言われるまま転職活動はあきらめました
周りに何を言われようと
自分の我を通すということは
この時のわたしにはできませんでした
ただ、親の言うとおり
この時は転職はあきらめましたが・・・
一度ついた火は消えずに
わたしの心に残りました
そのままずっとくすぶり続けました
次回でいよいよ転職します