東京に出かけていつも思うこと
人が多いことはさほど気にならないが
「顔」が描かれた看板や広告がやたらと多いことには驚く

田舎なら商品とか文字とかがメインになっているが
東京ではそんなものでは差別化できないのか
人のイメージに頼っているかのようだ
(タレントさんの名前も顔もちっとも覚えられないでいるけれど)


時々、自分の関心事は一般の人とはかなり違うと実感する
正直なところ、アメブロの人気があるものとか
トピックスに紹介されているものは、少しも関心がない
著名な誰々さんがどうした、こうした、、ということは
知りたいとも思わない

リタイアした生活は社会的な関心事からは疎いのかもしれないが
多分、そうした環境の影響というよりは、個人の指向性の問題だろうと思う

年を重ねると考える瞬発力は低下する
これは子どもたちとしりとりをすると悲しいくらい実感する
囲碁将棋のプロも、年齢による発想力の低下は実感するらしい
(井山さんもそこで苦しんでいるらしい)

話は変わって、後期ロマン派のアントン・ブルックナーは大好きな作曲家だが
彼は嫌いなクラシックの作曲家のランキングで常に一番を占めている
あの長い交響曲を受け入れない気持ちはわからないでもないが
実は彼は一般受けしそうな聞きやすい音楽も作曲している
ピアノ曲の「秋の夕べの静かな思い」とか「思い出」などは
多分誰が聞いても違和感を持たずに受け入れられると思う
でもブルックナーはその道を進まなかった
自分の思いを的確に表現できる方を優先した
そしてそれは一般受けするかどうかは、、気にしなかった

その気持ちわかるなあ、、というのが今の自分の気持ち
ベストセラーに振り回されたり、はやりの考え方に馴染もうとしたり
そういうことは、もういい!と思うようになっている
せっかく、時間をかけて自分自身になれているのだから
その道を進むほうが好ましいと思う(シッダールタのように)