オリンピックはそんなに見ていないが
何度も繰り返される報道で結果だけは知ることができる
時々、これは今日のことだったのか、昨日のことだったのか
と思うことがしばしばある
今朝、朝ごはんを食べている時にフィギュアスケート
男子フリーの中継を偶然見た
それも日本の鍵山さんの演技からだった
冒頭のミスで本人も自覚していたように点数は伸びなかった
でも暫定2位で、後はマニリンの予定調和のような結果が
待っているだけと思っていた
ところが、何があったか知らないが彼は大崩れした
信じられないことに彼は8位まで順位を落とした
その時、想像したのは、恐怖心ということ
実績も実力も圧倒しているが、それでも心に潜む恐怖心は
肝心なところででてしまったように思う
(素人の感想だが)
これもたまたま見た競技に女子のハーフ何とかという競技があった
小野光希さんが銅メダルを手にした競技だが
びっくりしたのは金メダルと獲得した韓国の選手は
一回目には転倒して怪我もあったのではないかと心配されたが
3回目の最後のトライだけが成功して、それが高得点を得たらしい
韓国人は根性あるなあと、サッカーでも対戦する度に思う
彼らのメンタリティの強さを再確認したのだが
それでも、もしかしたらこれは国民性というより年齢のなせる技
かもしれないと思い直した
若い頃は怖い物知らずだ
多くの人がそういう思いを経験する
やってみなければわからない
多分自分も例外に漏れずそう思うこ時があった
でも怖い物知らずが真に強いか?となると少し違うように思う
ワーグナーのニーベルンクの指環の英雄、ジークフリートは
恐れを知らない若者で生身で龍に立ち向かって勝利を手にした
それは「恐れを知らない若者が達成すること」
と何かで予言されていた
しかし、彼は炎に包まれたブリュンヒルデを救い
愛の感情を覚えると同時に恐怖を覚えるようになった
このワーグナーの想定した心理的な変化はアイデアとして
なかなか面白いし、洞察力に満ちているかも知れないとも思う
他所者、若者、馬鹿者
この3つが何かを変える人材と言われることが多いが
彼らは多分恐れを知らない
だからこそ今までの事をあっさり否定できてしまう
そして変化をもたらす
でも、勢いの良さを認めるとしても、それだけで良いのか?
と疑う知恵が経験者にはある
おそらく本当の知恵とは無鉄砲な行動ではなく
無鉄砲の良さを認めながらも、ある時はそれを否定しつつ
最後には覚悟として腹をくくって選択することだと思う
ところで人は若い時「自分は社会の中で意味があるのか?」
といった漠然とした不安に襲われることが多いと思われる
自分も若いとき急に電車の中でこの思いに襲われたことがあった
これに対する言葉としてマザーテレサの
「世界の調和には、あなたの存在が欠けていては足りないのです」
この言葉を知ってどれだけ救われたことだろう
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