昨夜は星空が見えていたので、爆発が近いと言われているかんむり座T星(T CrB)を7倍×50mmの双眼鏡で眺めました。
残念ながら増光は確認できませんでした。
念の為、就寝前にもう一度ベランダに上がった時には、空一面に雲が広がっていました。
今朝は4時に目が覚めたところで、ベランダに上がってみることにしました。
東の空には、オレンジ色の火星とアルデバランが双子のように並び、その脇にひと際白く輝く木星の姿を眺めることができました。
目線を東北東の地平線に向けると、水平に伸びた雲間から糸のように細い月をほんの短時間ですが、愛でることができました。
見たこともないような細い月でしたので、調べてみると月齢27.8であり、明日の新月寸前の月でした。
10分も眺めていると、地平線が薄っすらオレンジ色に染まり始めたので、観望はそこまでで終えました。
日の出前の外気は、少し涼しく感じられましたが、夏も真っ盛りで今が暑さのピークで、秋はまだまだ先になりそうです。
今日の太陽ですが、午前中は雲が広がっていたので昼過ぎに雲が消えていることを確認し、太陽撮影・観望を楽しみました。
撮影は薄雲が邪魔になることもなかったのですが、感度をISO1600にあげ露光を少し短くすることができた半面、画像は眠くなってしまったようです。
8月3日の太陽(Hα光)
2024年8月3日13:46 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO1600 1/4秒 10mm(35㎜換算46mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング
同じ撮影画像の調整バランスを変えた8月3日の太陽
PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点」
2024年8月3日13:47 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO1600 1/6秒 10mm(35㎜換算46mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台)
引き続き活発な太陽面の活動状態が続いているようです。