6月8日の太陽 | 星空の歳時記

星空の歳時記

ゆるく・緩くをモットーに、日々移ろう星空などを私流に楽しみたいと思います。

下り坂の天気なので地平高度は低いのですが、今朝は早めに太陽観望・撮影を楽しみました。

 

薄雲が掛かり多少コントラストは低下気味ですが、大きな活動域を今日も確認できました。

もうすぐ西縁に没する活発な活動域で、もう一度回帰してくることを期待したいと思います。

 

フレア現象なども継続しており、太陽面は相変わらず賑やかです。

 

昨日ダークフィラメントととして認識されていたプロミネンスが、本日は想像通り目立つ存在になっていました。

短時間で変化するプロミネンスと比較的長期間安定的にみられるプロミネンスがあるようですが、変化の様子を予測しながら眺めるのも楽しいものです。

 

 

6月8日の太陽(Hα光による拡大撮影)

2024年6月8日7:55  コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/10秒 11mm(35㎜換算50mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング

 

 

同じ撮影画像の調整バランスを変えた6月8日の太陽

 

 

 

PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点」

 

2024年6月8日7:54コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/15秒 11mm(35㎜換算50mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) 

 

小ぶりな黒点ですが、多数捉えることができました。

PSTの調整リングを回すだけのお気軽な黒点撮影ですが、Hα画像と比較してみることで、より興味深い太陽観望が楽しめます。

 

 

昨夜は22時近くになってクローズアップレンズレデューサーのテストが可能な星空になり、そこから望遠鏡をセット開始するなど就寝が遅くなりました。

寝不足状態での早めの観望でしたが、雲量がますます増えており、現在午前10時前ではありますが、既に雲間からでも観望・撮影は厳しい天気になっています。

 

三文の徳を得たようです。