こちらは、静かな空気でした。
窓の外はいつも通りです。
雪はそこにあるのに、今日は静かで、降り続く気配もありません。
そんな中、日本のニュースを開くと、
「全国的に大雪」という文字が目に入りました。
富山、金沢、鳥取、松江。
東京でも、千葉でも、雪。
画面の中の数字は、センチメートル単位で積み重なっていて、
それだけで寒さが伝わってくるようでした。
海外に住んでいると、
日本の天気は、少し不思議な距離感で届きます。
実際に体で感じることはできないのに、
「ああ、今日は大変だろうな」と、自然に心配になる。
雪かきをしている人。
慣れない道を、気をつけながら歩く人。
投票に向かう途中で、足元を気にしている人。
そんな姿を、勝手に想像していました。
こちらでは、ただの「日曜」でも、
日本では「気をつけて過ごす一日」なのだと思うと、
同じ時間が、まったく違う表情をしていることに気づきます。
離れて暮らしていても、
育った場所や、大切な人がいる場所の天気には、
やっぱり心が引っ張られますね。
どうか今日は、
無理をせず、急がず、
転ばないように。
雪はきれいだけれど、
やさしいだけの存在ではないから。
遠い国から、
そんなことを思いながら過ごす日曜でした。
