こちらでは、今日も変わらない一日が流れています。
特別な出来事はなく、静かに時間が進んでいく、そんな日でした。
そんな中、ふと目にしたのが、
日本で再ブームのたまごっちが、世界でも流行っているという話題です。
子どもの頃、
あの小さな画面を覗き込んでいた記憶があります。
学校から帰ると急いで様子を確認して、
世話を怠ると、少しだけ胸が痛くなったこと。
あれは、ただの遊び道具ではなくて、
「気にかけること」や「待つこと」を、
知らないうちに教えてくれていた存在だったのかもしれません。
記事によると、国や言葉を越えて、
小さなキャラクターを通じて人々が集まり、
会話を交わし、笑い合っているそうです。
便利で、早くて、
何でもすぐに答えが出る時代なのに、
あえて「手のかかるもの」に心を向ける。
それはきっと、
誰かを気にする時間や、
小さな変化に気づく余白を、
人がまだ手放したくないからなのだと思います。
遠い場所で暮らしていると、
こうした流行の話題も、少し距離を置いて眺めることになります。
けれど不思議なことに、
たまごっちの話を読んでいると、
国や時間を越えて、
同じ気持ちを共有しているような感覚がありました。
小さな画面の中の出来事が、
いまも人の心を静かにつないでいる。
それは、どこにいても変わらないことなのかもしれません。
今日も、誰かの「大切にする気持ち」が、
どこかで静かに育っていますように。
