帰りは二郎系ラーメンしずるに行き、ラーメンをすすってきました。
しかし今回言いたいのは、
ラーメンがうまいだの、
ジム後のラーメンで運動したのが台無し
とかいう話ではないんです。
政治経済をブログでは語らないと思っていたのですが、ついつい禁を破ります。
面倒くさい話が嫌いな方はここでおやめください。
ヌーハラという言葉が最近出てきました。
「ヌードルハラスメント」の略です。
麺をすすって食べる文化の無い外国の方が日本を訪れ、日本人がうどんやらそばやらの麺類をすすって食べる音が不快で、それが嫌がらせになるというものです。
ネットなどでも論争になっているようですが、外国からの観光客に日本に来てもらうためとはいえ、一体どこに行こうと言うのかこの国は、と思います。
自国文化を嫌がらせ扱いとは。
これをきちんとした議論ではなく
「こんな新しいハラスメント登場!」
みたいにかるーく放送しているメディアにはあきれます。
カジノを作るだの、夜、観光地がすぐしまってしまうから夜の営業時間を延ばしたらとか言い出したりだのと、外国からの観光客に合わせて日本の分化を変えちゃう気ですかね、と思います。
観光客を大事にするのは当然です。
でも、やり方ってものがあるのでは?
たばこの規制が厳しさを増していきますが、どうみても国民の健康を考えているというよりも東京五輪にやってくる外国のかたが落とすお金に目がくらんでいるとしか思えません。
お金が大事なのはわかりますけど。
私は麺類をすすって食べます(焼そばはすすれないです)。
もちろん、周りに迷惑をかけない程度の音だと(自分では)思います。
すすれなくなったらどうすればいいのでしょうか。
私は口の中で麺をブチブチに噛み切って飲み込むのが好きじゃないんですよ。
音が嫌いな人のために私が我慢すればいい話なのでしょうか?
すするって日本に根差した食べ方の一つだとおもうんですが、こう言った文化についての問題につき、私はただ一概に
「外国の方に合わせる」
のが納得できないんです。
郷に入れば郷に従えじゃないですか?
嫌いな人に「すする」を強要するのは良くないです。
ですから、外国から来るかたに
「日本はあなた達の国よりも音をたてて麺類を食べるので、どうしても嫌な人はそういう場所に行かないでください」
と分かってもらって来ていただくのが筋じゃないですか?
観光客に日本を楽しんでもらうとは、そういう異文化間の相互理解が必要だと思います。
とりとめがなくなってきましたが、なにが言いたいかと言うと、
どこでもなんでもすすればいいとか、隣ですすられても我慢しろとか、そんな話じゃないんです。
わたしはすするのをやめません
って言うそれだけの話。
おもわず、筒井康隆の最後の喫煙者を思い出しました。