弱音 | 日々ツブ

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ポンコツ母とマイペースな娘(中学生)の日々の生活ブログです。
2022年2月中学受験終了。

2年10ヶ月前、初めてメンタルの病気になって治るまで1年半以上かかりました。


最初の半年は生きてる心地がしませんでした。


眠れない

食べられない

身体中が痛い


脳神経がおかしくなっているので

テレビも見れない

音楽も聞けない

本もほぼ読めない


すべてが不安で心細く

真っ暗闇に1人で取り残された感じで

昼間の人が少ない街中で自分が何をしているのかわからず立ち尽くし、震えたことも。

近所しか外出が出来なくなりました。


夕飯を毎日何を作ったらいいのか考えるのも大変で、夕飯とお弁当作りだけで疲弊していました。


救ってくれたのは娘でした。


娘が学校に朝から行きづらくなり早起きのプレッシャーから解放されて段々薬無しで眠れるようになったから。

毎日娘を通学途中まで車で送るという任務が出来たから。


娘に救って貰ったのに私は娘をすぐに転学させてあげることも出来なかった。

夫は我関せずだった。

そして土地だけ勝手に買ってしまった。


結婚当初から給与の倍以上の遊興費を使って借金を私に立て替えさせ、酒癖が悪くどうしようもなかった夫。

でも大手の会社に勤めているのでいつか挽回してくれる、持ち家マンションも買える、と思ってワンオペで働きながら娘を守ってきました。


考えが間違っていたんだと思う。


そんなことしてる人間と一緒にいてまともな人生歩めるわけがない。


結果、私はまた病気になっている。

治ったのにまた振り出しに戻っていて

持ち家も買えていない。

もう50歳。

父は50代で他界したのに。


今の地域から離れたくないなら

選べるのは今住んでいる収納が小さな2LDKのマンションか、夫が買った土地に戸建てを建てるかの2択。


私が望んでいた安全な場所で陽当たりのよい3LDKのマンションはもう無い。

昔は沢山売っていたけど。

安心できるお家でただ娘と穏やかに生活していたかった。


自分が買ってこなかったのに

イマイチな中古も選びたくなくて

狭くて収納も小さくて荷物でギュウギュウなお家に娘を住まわせることになるかもしれない。


私が産んだのに幸せに出来ていない。

一番大切と言いながら終日暗いLDKのマンションは嫌だとか言ってる私。

親なのに親じゃない。


もっと大変な人が沢山いるのはわかっているけれど、自分が願っていたそんな難しくもなかった未来が手に入らないとわかって、ただ辛くなってる情けない人間になってしまった。


元々潔癖な部分があって、中古マンションに住むこと自体が抵抗があったのにずっと我慢して選ぼうとしてきた。

だって、買ってこなかった人だから。

自分がしっかりしていなかったから。


一生懸命働いて娘を守ってきたつもりだったけど全然守れていなかった。


夫に頼れる人生なんかじゃなかった。


1人で育てていける強さも私には無かった。


明日の朝さえ、またどんな不安が襲ってくるかわからなくて怖くて仕方ないような無力な人間になってしまった。


もう

頑張れる気がしない。

ちゃんとした優しくてしっかりしたお母さんにはなれない。

ごめんなさい。