こんばんは。
連投になります。
僕はsierというソフトウェアの開発などを業務とする会社で働いており、
その会社の一つの部署のインフラ回りを担当しているので、
法律事務所の業務において、仮想サーバーやAmazonのAWSやMicrosoftのAzureといったオンラインサーバーを利用して、ファイルの管理などを行う利益について
少し考えてみました。
今の仕事の環境はAzureを使っていますので、Azureを導入する利益について
検討したいと思います。
Azureとはマイクロソフトのクラウドサービスであり、
オンラインでサーバーの利用ができるようなサービスです。
クラウドといっても、そのサービスを支えているサーバーは物理的に存在し、
データセンターなどで管理・運用されていて、そこからオンラインで
ユーザーがサービスを利用できる状態になっているという認識です。
おそらく、法律事務所では、大量のドキュメントファイルを保有しているということから、容量が大きくなるときには、サーバー上でファイルを管理することも有効かと思います。
また、個人的な狭い経験では、サーバーを構築するときには、何等かのWEBサービスを構築する目的で構築するときが多かったり、何らかのツールを多数人で使用するときなどにサーバーを構築することが多いという印象です。また、社内VDIなどへの外部からのアクセスの過程として、踏み台サーバーを利用することもあります。
事務所内でそれほど大きくない容量の総ファイルしか保有していない場合は、
OneDriveなどのオンラインストレージでも、メンバー間でファイルを共有することはでき、目的を果たせるし、その方は経済的だったりするかと思います。
もっとも、事務所内で、社内システム(社内サービスなどを利用するためのシステム)などを構築するときには、サーバーを構築して、アカウント管理システムである
ActiveDirectryを使って、システムの運用管理をしないと、目的は達成できないと思います。
また、視覚的にも、エクスプローラからサーバーにアクセスできるので、ファイルを見やすいという利点もあります。
悪いことといえば、サーバーを保有するにはおそらく、OneDriveよりも多くの金額が掛かるということです。事務所の規模が大きく、ファイルの総容量も大きかったり、社内システムを構築するときなどは、サーバーを利用した方が業務にとって効率的といえるかもしれないです。
また、仮想サーバーを利用するときには、管理者が必要であったり、運用を委託したりする必要があるので、その費用も掛かります。
余談ですが、最近ではクラウドサーバーに掛かる費用が高くなっているということから、仮想サーバーも見直されいるみたいです。
サーバーを利用するときには目的があって必要性が認められる場合には、
サーバーを利用することも有効だといえますが、
比較的小規模な事務所で、ファイルの総容量も大きくなく、
業務効率化のために使用するサービスなども外部のものを利用している場合には、
OneDriveなどでも目的は達成できるのではないかと思いました。
大きな事務所になると、数百人の従業員がいるでしょうし、
システムも事務所特有のものが必要となってくるので、
サーバーを利用することも多くなるかと思います。
以上、僕のつたない経験からの考察でした。
勉強の合間に、将来自分が働くことになる事務所のIT回りはどのようなものになっているのか想像するときの参考になれば幸いです。
今後は定期的に法律とITという側面などからも記事を書いていこうと思います。