しあわせになりたい
ずっとしあわせでいたい
あの人はしあわせでいいな
そう言いながらしあわせを遠巻きに見て敬遠して実は飛び込まないことを選んでるのかもしれない
だって、
いちばん恐いから…しあわせが
誰のことってことではなくてね
そもそもしあわせにはなるのではなく、
今それを感じているか
どこを見ているかだけなのだろう
幸もあれば不幸もある
誰が言ったんだろう
それは暗示がけで思い込みだろう
しあわせはただしあわせだ
この世界はいじわるより不幸より
今日もやさしさとしあわせで溢れに溢れ蒸気だちムンムンしてむせ返るほどだ
からだに収まりきれなくて息ができなくなって孤独の淵に立つのかもしれない
不幸が無いと不安で事件を探す
どこかで思っている
こんなにしあわせでいいのだろうか
からだに収まりきらないしあわせの代償をいつか払わなければいけないのじゃないか
そうやって悲しみや不幸を見る
しあわせにほんとうは代償などない
だけどやっぱり収まりきらないと
どこか自分がおかしくなってしまいそうで
必死に疑う
何か落とし穴があるんじゃないか
騙されているんじゃないか
ありもしないシナリオを描いて
ほら…やっぱりねって
いつもしあわせでいいんだよ
ずっとしあわせでいいんだよ
素直に認めていいんだよ
しあわせだと言いきっていいんだよ
それがきっと愛なんだよ