イギリスのティーン世代の息子と、

世界、貧困、人種問題、LGBTQ、ノンバイナリー、学校のこと、

親子での会話が軸のお話です。



一巻よりも、だいぶ読みやすくて、若いこにも考えさせるきっかけになる本ですね。


一巻は息子に読むように勧めてみたら、面白いと言ってくれました。



しかも、高校の教科書に載っているそうです。





しかし、政治、差別問題、なんでも話せる親子関係はいいですね。


文中にもありますが、話をきいてくれる人がいないと、喋るチャンスがないと、人は思考が行き詰まるんじゃないかな。





イギリスの学校のことも興味津々です。


9年生から、中等教育修了時の全国統一試験に向けてのクラス分けがあるそうです。


日本でいう、高校受験ということですかね。


国語、外国語、宗教、音楽、エンジニアリング、演劇など、32科目あるそうです。


多種多様な科目ですね。


興味深い。



普通、大学進学する場合の必須科目は、10から13科目を受験するということです。




そして、親子で担当教員の話をききにいくそうです。



それが、まぁ、現実に役立ちそうな授業内容で、驚きました。





日本は、一定の学力を身につけさせる、に重きを置いてるように思います。



また、大学進学したら、あとは自由を満喫、勉強は二の次、三の次、、、。



これは、日本の新入社員の一括採用と、一定賃金が理由だという記事を読みました。



つまり、入学したら、テストの成績で賃金が変わるわけでもないので、努力してもしなくても、同じだし。




それだと、人も、会社も、未来がないんじゃないかと感じました。



イギリスは今、首相が辞任して、次はまた誰になるかはわかりませんね。



そして、その政権が長続きするかもわかりません。




日本も、イギリスのようになる前に、議論をする機会が増えるといいなと思いました。







ありがとうございました。