ゴゴジャンでMT4のEAを開発されている、主に「一本勝ち」が有名なCYさんのブログの2018年の振り返りを、今更ながら拝読させていただきました。この記事の投稿に今まで気がついていませんでした。非常に興味深く濃い内容でした。
年末レポート
http://winwin2013.blog.fc2.com/blog-entry-98.html?sp自分のポートフォリオでいうと、紹介されている18EAのうち12EAを購入して、その中の9EAを今現在リアル口座で稼働させてもらっています。スタメンの入れ替えは、短期よりも長期で勝てる組み合わせを意識した自己判断です。
このCYさんのブログの記事は非常に充実していますので、読まれていない方はぜひ読んでみて下さい。
・EA毎の推奨運用資金が明示されている
・年間収益率のランキングが掲示されている
というところは特にでした。
前者は計算は自分でもできるので必要ないと言えばないのですが、自動売買を見ているとどうしても触りたくなるのが人の性ですので、不安な時も動かさなくて良い根拠付けになると思います。
後者の年間収益率は、推奨運用資金と年間総利益から計算されていますので、いちばん重要なんじゃないでしょうか。
MT4ユーザーはどうしてもEAの勝率やプロフィットファクターに目が行きがちですが、勝率は最大ストップロスを広げることで上げられますし、プロフィットファクターはエントリー頻度を下げることで上げられます。
果たして最大ストップロスが大きく(今のドル円のように金利差が大きいとマイナススワップ地獄に陥る可能性有り)、エントリー頻度の低い戦わないEAは、最も回収率の良い最強のEAなのか?
明らかに違いますよね。
いちばん重要なのは年間収益率でしょう。証拠金の運用効率とも言えます。同じルールに基づき算出された年間収益率の、最も高いEAが最強のEAだと考えます。
かつ年間利益率からの複利で、改めて夢も見れました。この計算に私は数学的な矛盾が見つからないのですが、もしあったら逆に根拠付けて教えて欲しいくらいです。
今でも十分お世話になっていますしとても楽しいのですが、「もっと自動売買が楽しくなるアイディア」というCYさんの末のフレーズがとても気になりました。