合気道と剣の理合についての考察がどういうわけか、続いとるが。
よく、合気道の理合は、剣術の理合で解釈できるという人、けっこうおる。
わしも、その口や。
合気道の技の動きが、剣の理合ということもあるが。
わしの言いたいのは、合気道の手なり腕が、剣そのものやということや。
刀には、物打ちと呼ぶ箇所がある。
人を斬るときに、ちょうど当たる刃の部分や。
刀の長さによっても違うが、まあ、切っ先から15~20センチ下の部分かな。
てこの原理で言えば、いわゆる支点・力点・作用点の作用点や。
この物打ちで人をぶった斬る。
手を刀にみなした場合、刀の物打ち部分に相当するのが、手掌の小指丘のやや側面の部分や。
ここを使って、当身をしたり、相手の手首なり肘なり首筋なりを抑える。
正面打ち一教(一ヶ条)で、相手の肘や手首を、手でつかみたくなると思うが。
そうやない。
物打ちで抑えをするんや。
つかんでしまったら、動きが鈍うなる。
抑えをしている手が、瞬時に当身の剣へ変化できるわけや。
さらに、この抑えのやり方が、全身の筋肉を総動員できることにもつながるわけや。
(こないなこと、当たり前田のクラッカーやてか)