発達障害(ADHD)が生きづらい理由は「優先順位がつけられないから」が9割 | つれづれなる日々

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忘備録や頭の整理に書いていきます♪

こんにちは♪

発達障害(ADHD)グレーのHSP気質のアラフォー主婦です。

 

当事者が考える発達グレーの生きづらさが、

どこから来るか最近になってわかった気がします。

 

生きづらさの原因の9割は「優先順位がつけられない」です。

 

ADHDの頭の中は、あらゆる時系列のことが現在・未来なく溢れかえり

常に満員電車のようにギュウギュウです。

あ、散らかった汚部屋のほうが、表現としては正しいかもしれません。

 

物心ついたときの、記憶や思考が片付け整理されることなく

どんどん増えてきます。

たとえるなら、大事で緊急性の高い光熱費やクレジットカードの支払いも

不要なDMのチラシも分別されず日々、どんどん増えてる感じです。

 

そして、本人もどこから手をつけて良いかわからなくなり、

思考停止し、見て見ぬふりをして、また日々部屋のものが

どんどん増えていくというスパイラルに陥ります。

 

対処法としては、まず紙に頭にあるモヤモヤや気になることを

重要度や緊急度など関係なく書き出します。

 

例えば、、、

 

・そうじ

・せんたく

・美容院

・個人面談

・実家への帰省

・読書

・筋トレ

・子供のパジャマ

 

そして、次に「人がかかわるもの」

「締め切りがあるもの」に番号をつけていきます。

 

①そうじ(家族が健康で快適に暮らせるため)

②せんたく(同上)

③美容院(予約している)

④個人面談(先生の予定がある)

⑤実家への帰省(親に連絡、新幹線を予約しないといけない)

⑥子供のパジャマ(サイズアウトしたから買わないと)

 

そして、「人がかかわるもの」「締め切りがあるもの」は

午前中に終わらせるようにします。午前中が難しいなら、子供たちが帰ってくるまでに。

さらに難しいなら翌日の最優先事項にして持ち越します。

 

発達障害は「嫌なこと」「気が乗らないこと」「やらなければいけないこと」を

後回しにしがちです。精神的に楽だからです。

 

しかし、人に迷惑をかけたり悲しませたり嫌な思いをさせたり

結局、それは自分も相手も嫌な気持ちになるという負のスパイラルに陥り

ますます「あとまわしグセ」が加速する原因になります。

 

私は育児もひと段落して

やっとこの優先順位をつける有効性や効果を

最近になって実感することができました。

 

もちろん、毎日のことなので出来たり出来なかったりする日もあるし

行き当たりばったりで過ごしてしまう日もあります。

 

でも、大事なのは「忘れても」「できない日があっても」

諦めず続けること。再開したのが、気づいた時であっても

気づいたことを褒めます。

それは自分が良くなろうと、自分を大事にしている証拠だから。