気の向かぬままクリニックへ。
死刑宣告されに行くみたいな、本当に私この帰り道ちゃんと帰って来れるかな?どこかで気が触れておかしな事をしてしまわないかなという不安を抱えトボトボ歩き
気づけば診察室に居た感じ
胎嚢の様子は案の定で赤ちゃんは居なくなってました。
サバサバ先生に診てもらった時の2.9ミリの子はどこに消えたんだろう
あれから調べて分かったんだけど胎芽は1ミリあれば心拍がとれるそうです
つまりサバサバ先生、一瞬だけ測って2.9と出たけどそれを印刷してくれたりもせず胎嚢だけの写真くれて「残念だったね」って言ってたのって
もう(あ、遅ればせながら2.9はあっても心拍とれないのか)って瞬時に判断してたんだろうな
そして今日はもうその胎芽すら見えなくてどこにいっちゃったの?って感じでした
変わりに卵黄嚢が大きくなってて、ちょっと怖かったです。
エコーの写真載せます
7週2日でこんなです
そりゃー「残念だったね」って言われるわな
前回どら焼き
かと思われた卵黄嚢ですが今回はちゃんと丸くなっててそれだけは嬉しかった
なんだ!私もちゃんと丸かったんじゃん
とホッとした
しかも拡大するとちゃんと
(拡大画像来ます↓)
指輪💍みたいになってた
これが先々週くらいに見えてれば良かったんだけどね
赤ちゃんどっか行っちゃったし
胎嚢は微妙に大きくなってそうだけどパソコンには「所見変化なし」と打ち込まれ
「これはもう…厳しいよね。」
って先生流産とは言わずに私が諦めてくれるのを待ってた感じ
「世界的に見ると8週とかに心拍見えたとかあるけどここのクリニックではそういった例は見たこと無い」
とまで言われる始末
「ただ、卵黄嚢前見た時はすごくぼんやりしてたのに今回こんなにハッキリしてきたから少し様子みてもいいんじゃない?」と
いやー。
調べたけどさ
卵黄嚢こんなにハッキリくっきりして大きくなっちゃったのは良くない証拠みたいだよ?せんせ。
言わないけどね…
内心そう思って全て投げやりな気持ち
卵黄嚢は赤ちゃんへ栄養を送る物だから栄養が送れなくてどんどん大きくなってしまうらしい。
そりゃー送る相手が居ないからね
自然排出待ちか聞いたらすぐには出てこないだろうと。
今回は諦めようって流れになってから
「まぁ、最初からあんなに綱渡り状態だったのに ここまで来れた事がすごかったんですよね。卵、こんなに頑張ってくれてたのに私は最初から信じてなくて反省してます。あの時私が諦めて無かったら結果は違いましたか?」
👨🏻⚕️「それは考えてもね。その確率もすごく低いし。よく頑張ったよ〜」
って卵じゃなくてあなたが。
って感じに私を指差してくれて泣かずに済んだ
あと1回くらいは採卵〜移植をまた頑張りたいけどさすがに10回移植してだめならやっぱり諦めるしか無いこともあるのかなってもう何回も思ってて
今回のショックは本当に大きかったのと心を入れ替えなければという気持ちになったのでチョロ子に真実を言いました。
あんなにきょうだいを欲しがってた我が子に
時の流れに任せてなぁなぁに終わらせるわけにはいかないから
こんなに頑張った。
でも、だめだった。
って結果を伝えていく所まで来たなと思って。
「チョロに申し訳ないことがあってね」
「なに?ぬいぐるみ汚した?!」
「ううん」
「なに!なに!」
と何かやらかされたんだって妄想してたので
「お母さん、また流産しちゃうの」
「???え?」
一瞬喜んで待って待ってとなる娘
流れを理解した後に涙目になりながらも
「来てくれる赤ちゃん居たんだって思ったら嬉しかった。これならまたチャンスあるから次頑張ろうよ」
と言ってくれた後に
「お父さんにも話してないの?じゃちゃんと話そう。家族の問題でしょ!それから今度は赤ちゃんが来てくれたらだめになりそうでもすぐ教えて。パワー送るから」
と、言ってくれて
傷が癒されていきました
これから怖い手術があるのかも知れないし
前回みたいにボタボタ血が出てきて青ざめながら拾うことになるのかも分からないけど
なるべく悲観せずにいきたいと思います。
強く頑張っていたい。