入塾したばかりの頃のむーくんはテストの結果をよく外していました。
「今回は出来たと思う!」
「今回は偏差値高いと思う!」
と言われる度に私も期待して
「本当に!?結果が楽しみだね~」
なんて言って、ワクワクドキドキして…
結果を見ては落ち込む日々。
これをなんと約1年続けていました…
出来た!と言って結果が良くない方が圧倒的に多く、出来なかった!と言って結果が良いことはほぼありませんでした
新6年生から本気モードになると決めた、私達。
私は、ふとテストの予想が外れたままなのは良くないのでは?と思い始めました
お子さんが、自信はある!受かってるはず!と言っていたから大丈夫だと思っていたのに志望校に受からなかった…という話はよく聞きます。このままだと、むーくんの入試の予想も外れるのではないかと思いました。
そこでむーくんに一緒に特訓をしてみないかと提案することにしました
そのためには、まずむーくんに、なぜ特訓の必要があるかを伝える必要がありました。
なぜなら人は納得していないことは、ほぼ聞かないからです。
これも職場の研修で習ったのですが、
(すぐ、研修を実生活に置き換える、それが私)
人は納得していないと、そのあとの話がほぼ入ってこないそうです…
右から左へ受け流す~って感じですかね
逆に、納得してからだと聞いてくれたり、頑張れたりするそうです!
ということで、まずは、むーくんにハッキリ伝えました!
それは…
ズバリ!
小学生が言う【出来た!】は当てにならない!という事実!
その上で、
「むーくん、あのね、ママが1番よく聞くのが滝なんだけど、滝は問題がそこまで難しくないから、受かった!ってみんな思うんだって。でも、自信がある人でも落ちることは多いの。東海や南山女子には受かって、滝に落ちる人もたくさんいるから、絶対油断してはいけない学校なのね…」
「うん。」
「とにかくテストが出来たか出来てないかの予想をもっと当てられるようになった方が良いと思う。」
「確かに…」
むーくんが納得してくれたので、
いよいよ特訓の始まりです
特訓といっても難しいことや時間のかかることは避けたいので、簡単で効率的な特訓にしました!
そもそも予想が外れるということは、自信があるのにダメだった…ということです
まずは、A2の先生お勧めの、自信があったのに間違えた問題3問のみを直すというテスト直しの時に、
なぜこの問題に自信があって、なぜ間違えたのか。そしてどうしたら次は間違えないのかを考えてもらいました。
そして、自分が思っていた偏差値との差がどれぐらいあるのか、予想していた点数との差は何点あるのかを知ってもらうことにしました。
※結果が悪いと目を背けたくなる気持ちを考慮し、冷静に見られるまでは待ちます
それを育成テスト、全国公開の後行った結果…
1~2ヶ月後ぐらいには概ねのテスト結果が予測出来るようになりました!
予想と予測の違いに関しては、「予想」の方がより直感や個人的な見解であり、一方で「予測」は具体的なデータや事実に基づく推定です
予測出来るようになったむーくんは、この後最後まで、想像していた結果と違って落ち込むことはなくなりました!
もし今、テスト結果の予想がよく外れているお子さんがいたら、むーくんもそうだったので、試してみても良いのかなと思います