初入試を終えたむーくん。
「おつかれさま」
と、私が言っても、
特に何も言わないし、無表情なむーくん。
二人きりになってから、少し聞いてみよう。
出来なかったとしても、練習だし大丈夫だと言おうと決めて車へ移動し、むーくんが口を開くのを息を飲んで待っていました。
(本当は気になって仕方ないけど)
「多分大丈夫だと思う」
と言ってくれました
どうやら、最初はかなり緊張していたけれど、入試が始まって問題を解き始めたら、あぁ解ける…わかる!と思えて、一気に緊張が解け、気づいたら集中して解けていたそうです。
※ここで注意!
実は子供の出来た!大丈夫!は、あてにならないことが多いです。
絶対受かった!と言って、実際は不合格というのはよくあることで、よく耳にします。
入試結果に自信があることは良いことなのですが、その発言を信じすぎると合格発表で親も本人も傷つきます
うちは、それを知っていたので、前々からある特訓をしていました(別の記事で話します)
この頃のむーくんの出来たは、私も概ね大丈夫だろうというぐらいにはなっていました
※もう一つ注意
練習校だから大丈夫だろうも危険です!
実際緊張しすぎて、練習校に合格しなかったという子達も多くいます。
小6のお子さんにとって入試とは一世一代の大勝負です!
今後の6年間を左右するものであるとか、今までの塾の勉強を無駄にしたくないとか色々な気持ちが出てきますし、本番独特の雰囲気にのまれてしまうお子さんも多いです。
頭が真っ白になることもあります。
普段から全く緊張しないお子さんで、入試も全く緊張しなかった!というお子さんも一定数いますが、多くのお子さんは緊張します
ですので、もしお子さんが緊張してうまくいかなかったと言ったときに、
練習校なのに何で緊張したの?等と言うのではなく、「初めての入試で緊張するのは当たり前だから大丈夫だよ。頑張ったね。これが本命校じゃなくて良かったよね。対策考えよう。」
等と出来れば前向きな言葉を伝えてあげてほしいです。
むーくんがこれほど緊張したのは、初日と本命校のみです。
ちなみに私が圧倒的に緊張したのは、初日です
行く予定のない学校でも緊張するのです。
初日が本命校のお子さんは、例えば日能研なら9月から毎月外部会場で全国公開を受けると思いますので、その11月や12月の全国公開を本番と仮定して受けてみる、トライアルを本番と仮定して受ける等、何かご家庭で緊張への対策を考えると良いと思います。
私は日能研の外部会場の多さが面倒でしたが、全ては入試のためで本当に良い機会だったと思います!
対策をしても緊張する…それも勿論あることです。
でもきちんと対策をしたんだから…その気持ちが多少緊張を和らげると思います
緊張に対する1番の対策は、練習です。
そして練習量が多いほど、人はその環境に慣れて緊張しなくなります。
初めて会う学校の先生や生徒には緊張する子供も多いけれど、毎日会えばいつかは慣れますよね?
ですから私は練習が1番の対策だと思います
※ただし、本命校は慣れとは別の緊張があるようです
さて、大成中学の入試を無事終えたむーくんは、翌々日に鶯谷中学の入試を控えていました…
つづく