4回目の浣腸の時間になると浣腸室前が賑やかになってきました。 予約時間が遅い患者さんや他のフロアーに居たらしい患者さんが浣腸されに集まってきました。
看護婦さんは浣腸した高齢者にはトイレにまで行って、中に声をかけて様子を見ています。
排便中なのに声をかけられても私なら恥ずかしくて返事できそうにありません。
4回目となれば一気に発射した後も少し時間を空けると、奥に残った浣腸液が再び降りてくるのが分かったので、1回目の発射の後にまた軽く運動と腹もみをして2回目の発射をしました。
高圧浣腸は1回の注入で排便2回もあるのでトイレに時間が掛かります。
1000ccもの注入は勿論初体験でした。
大腸の奥まで入った浣腸液を全部出して、黄色いけど綺麗な排泄物だと見えたのですが看護婦さんからOKは出ませんでした。
徹底的に綺麗にしてから検査するようです。
これと同じ形でした。
そして2Lの吊り下げ式浣腸器が2本吊されて交互に使われました。