我が家の次男坊 桃太郎の話の続きです
彼は素直で甘えん坊の可愛い子ですが
とんでもない馬鹿です
さぁ、今後この子をどうするか問題ですが、
ここで１つ知り合いの話をします
私の知っているA子ちゃんとB子ちゃんは
双子です
2人は中学受験をして
天下の桜蔭に受かります
そして、国立医学部に入学し、
2人とも今は立派なお医者さんです
誰もが羨む天才…！
きっと地頭がいいのね〜
遺伝よね〜
ところで、このA子ちゃんとB子ちゃんには
C子ちゃんと言う妹がいました
お母さんは、A子もB子も出来たんだから
当然C子も出来る
と思い、塾に行かせましたが
これが全然成績が伸びません
お母さんは上の2人のことがあるので
やれば出来る子だと信じます
出来なければ課金します
それでも出来なければ、更に課金します
そうやって勉強させますが
結局中学は全落ち
次は高校受験ですが
これまた全然成績が伸びません
お母さんは必死で勉強をさせます
結局高校もパッとした学校には進めず
更に大学も…
A子ちゃん曰く
C子は全然勉強は出来なかったけど
とっても素直ないい子なんです
愛嬌があって、誰にでも好かれるタイプなんです
C子ちゃんは
勿論お医者さんとかにはなっていませんが
幸せな人生を送っています
でも、お母さんとの関係は…やはり良くは無いようです
私はこの話をA子ちゃんから聞いて
ゾッとしました
お母さんの気持ち、よく分かる
そりゃ上2人が桜蔭受かったら
下の子にもやらせるわ
でもやってもやっても伸びない
勉強は向いてない
でも、勉強は向いてないことを
母親が認めてくれない
そんなC子ちゃんの気持ちも辛いわ
そして、お母さんもC子ちゃんも辛い思いをして
結局関係が悪くなってしまうなんて…
さてさて
我が家の桃太郎
我が家は
謙遜なしの端的に言って
遺伝的に頭が悪いことはない
でもでも、やれば出来るはず！
と信じて突き進むのは
本当に正解なのだろうか
…勉強は向いていないのかもしれない
勉強以外の道で身を立てて行けば
いいのかもしれない
金太郎の勉強の中に
伝統的工芸品が出るたびに
ここの工房に
弟子入りするって言うのはどうだろう…
一流大学卒という資格は得られなくても
人間国宝という資格を得られるかもしれないじゃないか
テストの成績が悪くても
本人が楽しく
自分のアイデンティティを保ちながら
自分の存在意義を感じながら
生きていける方法は何だろう
って日々考えてしまいます
なので、我が家では本当は
2026、2028、2030中学受験組
の予定でしたが
2028は無いかもしれません
将来何になりたいの？
と桃太郎に、聞いたら
オレ、お金持ちになりたい
…それなら
やっぱり勉強するのが近道かなぁ…