2023年8月13日(日)
夏油温泉(げとうおんせん)のネイミングに一番興味が湧きました。
夏油の由来は、アイヌ語のクッ・オ(kut-o、「崖のあるところ」の意)が語源という説、お湯が夏の日差しでゆらゆらと油のように見えたので後に「湯」が「油」になって現在の「夏油」になったという説があるようです。
夏油高原温泉郷には、「夏油温泉」「入畑温泉」(現在休業中)「瀬美温泉」「水神温泉」の4つの温泉の総称で、「夏油温泉」の中で、「元湯夏油」、「夏油温泉観光ホテル」の二つの旅館があり、「元湯夏油」に宿泊しました。
遠野市立博物館から真西に70Km、1時間20分かけて移動しました。
16時00分頃到着。
温泉は、露天風呂、内風呂含めて7ヶ所あり、全て100%源泉かけ流しです。
湯船の底から源泉が湧き出ている露天風呂もあり、お湯に手を加えていないので、熱かったり、ぬるかったりします。
「女の湯」は大雨で被害を受けた為休止中でした。
※夏油温泉 元湯夏油のHPよりお借りしました。
受付でチェックインする為、宿泊名簿を書いていた小さなお土産コーナー兼ロビー。
客室へ案内され部屋に入ってビックリしました。
「昭和」をイメージしたお部屋です。
部屋には冷蔵庫もエアコンも無いですが、扇風機はありました。
部屋の外を眺めるとこんな感じでした。
この旅館は、「旅館部」と「自炊部」に分かれており、私は、「旅館部」に宿泊しました。
全ての部屋には、トイレや風呂はついていません。
1泊2食付きで13,200円+消費税1,330円+入湯税150円=14,680円
自炊部は、いろいろランクがあり、例えば、夏油館 冷蔵庫付きで2,640円
寝具代も数百円別途請求されます。
食事前に、風呂を入りたいので、最初に訪れたのは、「真湯」です。
時間により、混浴と女性専用に分かれています。混浴と言っても、男性ばかりでしたけど。
混浴は、17:00~なので、女性が出るのを待って、すぐに入ったので誰もいませんでした。
「真湯」(混浴)
泉温/55.1℃
泉質/ナトリウム・カルシウム塩化物泉
適応症/きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
湯船の底から、源泉が湧き出しています。
しかし、源泉温度が高いので、浸かる事が出来ず、すぐに出ました。
出入口は、別々ですが、入るところは同じです。
夜にもう一度行った時の写真
次に向かったのは、内風呂の「白猿の湯」(男女別)
「白猿の湯」
泉温/67.8℃
泉質/ カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉
適応症/きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症
源泉温度は高いですが、湯量が少ないので、浸かる事ができました。
動画を撮ってみました。
食事後に、内風呂の「小天狗の湯」(男女別)へ
「小天狗の湯」
泉温/45.9℃
泉質/ カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉
適応症/きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症
行ってみると、誰もいませんでした。
源泉温度が低いので入浴しやすく、写真を撮った後、続々と人が入ってきました。
ちょうど良い湯加減でした。
翌朝5時頃、露天風呂の「疝気の湯(せんきのゆ)」(混浴)に行ってみました。
「疝気の湯」
泉温/49.8℃
泉質/ナトリウム・カルシウム塩化物泉
適応症/きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
大人5~6人入れば一杯になる湯船で、ぬるいので人気のお風呂でした。
一人になったので、動画を撮ってみました。
食事会場の「大広間」
ひとり様は、男女5名ほどで、他は家族連れでした。
若い家族は、いませんでした。
「経塚膳(きょうづかぜん)コース」
ご飯も美味しかったので、御代わりしました。
朝食です。
おかずが少なかったので、美味しいご飯を御代わりしました。
部屋に携帯電話も圏外でWifi環境も無く、ロビーでしか繋がりませんでした。
予想していたよりもう一つな感じが私なりにしました。
アクセスもグネグネ道で疲労感イッパイなルートで、夏油温泉に行くなら、違う旅館の「夏油温泉観光ホテル」に行ってみたいです。
良い体験ができました。