2022年08月10日(水)
隠岐の島町の「西郷港」からフェリーで1時間10分かけて、海士町の「菱浦港」へ向かいます。
まず、向かったのは、「隠岐神社」へ。
「隠岐神社」
昭和14年(1939)、後鳥羽天皇の700年祭の年に、御神徳をひろめるために創建されました。
「土俵」
奉納古典相撲(宮相撲)が行われる「土俵」
神社の境内に「土俵」を見たのは初めてです。
毎年10月にちびっこ相撲が行われるようです。
「拝殿」
海士町では、9月10日(土)~11日(日)、後鳥羽院遷幸八百年記念事業として、初めて「島一周神輿渡御」を行います。
「承久の乱」で敗れた後鳥羽上皇が海士にお遷りになられてから800年を迎えたことを記念します。
海士ご到着の伝承を再現し、隠岐神社のご祭神である上皇のご神霊を神輿に遷し、船や陸路から島を一周するそうです。
「天川の水」
隠岐諸島を代表する湧水で、清水寺境内に日量400tの地下水が通年湧きだしており過去に枯渇した記録が無いそうです。
成因は島前諸島は「焼火山」451.7mの外輪山であり、「焼火山」を中央火口丘とする約630万年前から530万年前のカルデラと考えられています。
島で、湧水なんて本当かな?と不思議でしかなかったが、後日、理由が分かりました。
奈良時代に「行基」が訪れ、この湧き水に霊気を感じ、この水を天川(天恵の水)と名付け聖観世音菩薩を祀り、清水寺を開山したとの伝説があるそうです。
日量400tもあり、生活用水、農業用水として広く利用されています。
「明屋(あけや)海岸」
明屋海岸には、女神がお産をしたという神話が残されており、産屋の「たらい岩」と「屏風岩」があります。
お天気は、あいにくの曇り空。快晴だったら・・・と思うと悔しいの一言です。
「ハート岩」
ハート型に穴があいた屏風岩は「ハート岩」と呼ばれ、近年幸運や縁結びのパワースポットとして人気ですが・・・。
もう少し、奥に行かないとそのように見えませんでした。
「明屋キャンプ場」
中ノ島唯一の無料で利用できるキャンプですが、観光協会の予約は必要です。
「木路ヶ埼灯台」
海士町最南端の地。朝日、夕日を眺める絶好のロケーションです。
方位盤には、ハートがたくさん描かれており、女性にも人気のスポットみたいです?(本当かな)
西ノ島と知夫里島との間に沈む夕陽をみることができる絶景スポットです。
前回の「隠岐の島町」の動画です。
今回の「海士町」を巡った動画です。
次回は、「隠岐諸島-西ノ島」 です。