2021年12月19日(日)
今週も「東京でひっそりスピリチュアル」を参考書として都内へ数か所の神社・寺院巡りをしてきました。
本日訪れたのは、「しばられ地蔵」で有名な「業平山南蔵院」(葛飾区東水元)です。
「山門」
寺院に無料駐車場があるのは珍しいです。
8台程度駐車できるでしょうか?
「山門」を通り抜けると、気持ち良い空間が広がっていました。
「しばられ地蔵」
そして、真っ先に向かったのは、「しばられ地蔵」でした。
初めて訪れましたが、真っすぐ参道を歩いていると特徴のある「しばられ地蔵」が真正面に見え、すぐに分かりました。
「しばられ地蔵」の由来
「 しばられ地蔵」は、時代劇で有名な大岡越前の裁きに由来するそうです。
反物が盗まれる事件の際に、近くにあったお地蔵さんを『寺の門前に立ちながら泥棒の所業を黙って見ていた』罪で、縄でぐるぐるに縛って市中を引き回しにしたそうです。.
これは反物を盗んだ犯人をおびき出すための一芝居で、事件解決後にこの地蔵は縄を解かれ立派なお堂を建立し縄解き供養を行ったそうです。.
以来、『しばられ地蔵』では、お願いするときは縛り、願い叶えば縄解きするという風習が生まれ、盗難厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られ、今も縛られ続けています。
※業平山南蔵院HPよりお借りしました。
荒縄1本100円です。
私も願いながら、お地蔵さんをしばってやりました。
しばられ過ぎて顔が見えないです。
「しばられ地蔵」の裏側にあった「水琴窟」
そして、もうひとつ探していたのは、「いしだるま」です。
桜井識子さんによると、この「いしだるま」は、願掛けするのではなく、「願掛けを叶えるパワー」をもらえるのだとか。
「鐘楼」の近くにありました。
参道を右方向に曲がれば見つけられます。
「しばられ地蔵」に願掛けして、帰りに「いしだるま」に叶えるパワーをもらって、願いが叶う確率が上がるという訳です。
しかし、注意点があり、パワーをもらう方法は「いしだるま」を撫でる場所は、首より下で肩・背中等で、顔・頭などを触ると嫌がるみたいです。
(桜井識子さんによると・・・)
私は、触る前に「頭・顔など触りませんから安心してください」と、声を掛けてから撫でました。
そして、その横に「鐘楼堂」があり、有難いことに誰でも鐘を撞くことが出来ます。
周辺が住宅街なのに鐘が撞けるとは予想外でした。
12月31日午後11時から、南蔵院住職による「願かけしばられ地蔵尊」の縄解き供養が行われ、解かれた縄は祈祷護摩の火でお焚き上げされるそうです。
その時に、一年に一度縄を解かれた地蔵尊のお姿を拝めるそうですが、数時間で縄で見えなくなるそうです。