異様なアクセス数の原因と仙台市立の学校教育 | ameagari-no-suteppu ~ もう一つの空の下で

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雨あがりのステップは、長男が転校しようか悩んでいたときに、やさしく背中を押してくれた歌でした。
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 昨日、ameagari-no-suteppuのブログへの異様なアクセス数が確認できたのですが、その要因と思われる記事がありましたので、ご紹介させていただきます。

 

 お父様の学校への失望と強い怒りが感じられます。真実はこれから明らかになっていくのでしょうけれども、本当に残念です。お悔やみ申し上げます。

 

  母娘心中「いじめが原因」 仙台市立の寺岡小学校2年生の父親が会見。母親が女児と無理心中を図ったとみられる事件で、いじめと学校側の対応が原因だったと訴える。

 仙台市泉区紫山の住宅で昨年11月、小学2年の長女(8)と母親(46)が無理心中したとみられる事件があり、この長女の父親が19日、記者会見し、2人が死亡したのは長女が通っていた学校でのいじめが原因だと訴えた。父親を支援する「全国自死遺族連絡会」は同市教育委員会に対し、21日にも、第三者委員会の設置などを求める要望書を提出する方針。

 父親によると、市立小学校に通っていた長女が1年のころから、同学年の女子児童2人から仲間はずれにされたり、暴力を振るわれそうになったりするいじめを受けていたという。昨年5月、長女が母親に相談して発覚、直後に学校に相談したが必要な対応がとられなかったという。

 長女は7月、「死んでしまいたい。生きていていいことがない」などと口にするようになった。両親は学校側にも伝え、校長に女子児童2人とその両親を交えた話し合いの場を設けるよう継続的に要望していたが、実現しなかった。市教委や弁護士会にも相談したものの、解決に至らなかったという。

 母親と長女は心身ともに調子を崩し、11月29日に事件が起きたと主張、父親は「学校と加害者に謝ってほしい」と語った。

https://www.sankei.com/life/news/190119/lif1901190036-n1.html

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190120_13028.html

 

 

  父親によると、女児は昨年5月、同級生から仲間外れにされるなどして「学校に行きたくない」と両親に相談。学校はいじめと認定したが状況は改善せず、女児は「しにたいよ」「つらい」と書いたメモや絵を両親に渡していた。母親は秋ごろから眠れなくなり、体調を崩して通院するようになった。

http://news.livedoor.com/article/detail/15897040/

 

 父親の話によると、長女が1年生だった昨年3月ごろから、同学年の児童2人に登校中に置いて行かれたり、仲間外れにされたりした。その後、5月中旬には朝顔の支柱でたたかれそうになったということです。 母親が学校に相談したことから、いじめはいったん収まったものの、その後、いじめが再発し、長女は7月ごろから腹痛や頭痛で通院を始めたそうです。そして、 担当医が「登校が原因だ」とする見解を書面にまとめたのに対し、校長は「30分だけでも登校させてほしい」と毎朝電話で促し、長女は校長室へ登校するようになったようです。その際、校長先生に促されて教室に行くと同じ児童ににらまれることもあったそうです。また父親は「長女は我慢をして教室に行き、体調をさらに崩した」と指摘しています。

  長女は1年生のころから、同じ学年の児童2人からいじめを受け、母親が20回以上学校に相談したものの解決せず、母子2人とも心身に不調をきたしていたそうです。

 

 夏休み終了直前の8月24日には「しにたいよ」「いじめられてなにもいいことないよ」との手紙を両親宛てに書いており、その手紙を校長先生に提出したそうです。9月ごろから欠席が増え、母親も体調不良や不眠に悩むようになって「精神的に追い詰められた」と父親は会見で語っています。

 

 この亡くなった児童の手紙には、鉛筆を使いひらがなで、以下のように書かれています。
『しにたいよ  しにたいよ なにもいいことないよ わるいことしかないよ  いじめられてなにもいいことないよ しにたいよ しにたいよ しにたいよ しにたいよ。』

 

 お母様も、娘さんと一緒にノイローゼになってしまったとしても、不思議とは思えないですね。我が家の転校前の学校同様に、学校側が学校を起因とするトラブルを解決したかのように装い、安易にトラブルの沈静化を図ろうとして、結果として幼い子供を精神的に深く傷つけ追いつめてしまったのでしょうか。 また次男も、今回の娘さんと同じ病院に通院していましたが、病院側の教育委員会や学校の対応についての認識の甘さもあったように思えてしまいました。今後、市内では、学校、スクールカウンセラー、教育委員会、そして病院が、それぞれ子どもたちの命の重さや教育を受ける権利をどこまで実感していたのか、不安や疑問の声が生じることでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190120-00410147-fnn-soci

 

https://www.sankei.com/affairs/news/181130/afr1811300042-n1.html

 

 

 また、第三者委員会は、あくまで教育委員会の下部組織に過ぎません。学校側や教育委員会から厳しい情報統制が敷かれながら、仙台市教育委員会の直下の組織である第三者委員会がどこまで真実に迫れるのか、多くの市民が疑念を抱いてしまっていることでしょう。

※厳しい情報統制の参考記事:仙台市内の教育関連の報道と精神的な負担③

 

 今回の市立小学校にまつわる無理心中事件においても、昨今の仙台市立折立中学校の自死の問題のように遺族から第三者委員会の委員長への解任要求が出たり、最後には本庁と仙台市教育委員会の意向を踏まえた見解がもっともらしく発表されたりするのでしょうけれども、仙台市教育委員会から担がれる委員長及び委員の方々は、特定の組織の利益に偏らず、スピード感を持って真実に迫り、誠実に真実を発表していただきたいですね。

※公式見解としては、市は「職能団体や大学、学会からの推薦等により参加を図ること」と定めた市いじめ防止基本方針に基づいて、委員を人選されるということが建前のようです。

 

 今回のいじめ自死についても、子どもが通常の生活を送ることを困難にさせるばかりでなく、保護者もそのために相当な時間を費やさなければならず、ご家族の心身の負担が非常に大きかったのではないでしょうか。

 

 また、以前長男が在籍していた中学校の不適切な教諭についても、郡和子仙台市長にもお手紙をしたためたこともありましたが、市内では本庁にもいじめ問題に関する期待が持てないのかもしれません。文部科学省が市内のいじめや不適切な教員の問題に積極的に関与し、未来を担う子どもたちのために、抜本的な再発防止策を講じていっていただきたいですね。

 

 その他、ameagari-no-suteppuのアクセス数が多かった記事はこちらです。
→ 小学2年生の次男と仙台市いじめ推進対策への疑念

 

 最後に、今回の記事を公開した後、以下のフェイスブックに詳細な資料がUPされたようです。

 

  今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたニコニコ