「三浦春馬」の心を受け継いでいくということ。 | ame1810のブログ

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 彼の足跡を追っていくと、表現者としての三浦春馬と、清く優しい心を持つ素の三浦春馬を発見する。

 表現者としての三浦春馬については、稿を改めることにして、ここでは、彼の素の部分について考察をしたいと思う。彼はかつて「芸能界はいばらの道だ。海外の貧しい国々の子供たちにお腹いっぱい食べさせてあげたいと思うけど、自由が利かない。」という意味のことを、ある新人のスタッフに言ったことがあるらしい。

この言葉は彼の純粋な優しい心を端的に表しているが、彼と接したことのある人々は一様に彼の優しさを口にしている。彼は他人を傷つけることは決して言わなかったと。彼の悪口を言う人は皆無だったと。撮影現場でも、大変だと思えば黙ってスタッフの仕事を助けたり、大変だと思えば共演者やスタッフに差し入れをしたりしたそうだ。現場では、積極的に皆に声をかけ、場の空気を明るくしたり和やかにしたりした。パーティーでは、孤立している人を見かければ助け舟を出して仲間に入れたりした、等々。

 そんなに他人に対しては優しかったのに、彼は自分に対しては完璧主義で厳しく、他人に迷惑が及ぶのを嫌って、「助けて!」と言えなかったようだ。

 彼のこの上なく素敵な笑顔は、多くの人々を幸せに出来たし、彼が丁寧に紡いだ言葉も人々を幸せに出来た。かつてこんな人がいただろうか? まるで救世主のようだ!

 世の中を良くするには、社会の仕組みを変える方法と、人々の心を浄化する方法があると思うが、春馬さんは後者の方法で大いに貢献してくださった。私も自分に出来ることで彼の意志を継ぐことができればなあと思う。