ウーパールーパー飼育の基本!


ふわふわとしたエラが可愛らしいウーパールーパー。

そんなウーパールーパーを飼育してみたい!

そんな方に向けて今回はウーパールーパー飼育の基本をお伝えしていきます。


基本情報

ウーパールーパーは両生類ですが、基本一生を水の中で過ごす幼生成熟の生物です。

水質の変化などによって一部陸上化してしまう個体もいますが普通に飼育していれば陸上化することは少ないです。

ウーパールーパーの飼育水温は5度~26度。

快適に過ごせるのは10度から20度です。

冷たい水を好む生物で、高水温が苦手なので夏場の水温は26度以上にならないようにエアコンで温度管理するか、冷却ファンを取り付けましょう。

28~30度くらいになると非常に危険です。

特に夏場の水温管理は徹底してください。

ウーパールーパーは本来虫や小魚を食べて生きています。

人工餌も販売されているので人工餌のみで飼育することも可能です。

個体によっては冷凍赤虫しか食べなかったりするのもいるので心配であればショップに今何を与えているか聞いてみましょう。

用意するもの

  1. 水槽
  2. 濾過装置orエアレーション
  3. カルキ抜き
  4. 水温計 
最低限用意すべきなのは上記の5点です。

水槽は大人になった時のサイズを考えて45cm~60cm水槽の方が良いと思います。

ベビーのウーパールーパーはかなり小さいので小さい水槽でも飼育できますが、買い替えのことを考えると初めから大きな水槽の方が経済的にも良いです。

ウーパールーパーは突然素早く泳いだり暴れることがたまにあるため水槽は蓋をつけるか深さのある水槽で水を入れすぎないようにするなど工夫が必要です。


 

 (約)幅450×奥行295×高さ300cm水容量(約)35L 

 


 (約) 幅42.3×奥行26.1cm 




エアレーションや濾過装置は必ずしもなくてはならないものではありませんが、用意できるのであればあった方が良いでしょう。

ウーパールーパーの体の大きさに適したサイズの水槽があり、水換えもこまめに行えば水質が悪くなりすぎたり、酸素不足も防ぐことが出来るのでその場合のみなくても飼育が可能と言えます。

上記のリストにはありませんが、冬場など水温の温度差を無くすために18度固定のヒーターなどを入れる人は水温を安定させるためにエアレーションか濾過装置による水の循環が必要になります。

ちなみに濾過装置を設置すれば水面が揺れて空気中の酸素を水の中に取り込むことが出来るのでエアレーションは別で用意する必要はありません。


カルキ抜きはお好きなものを使いましょう。

液体タイプや固形タイプがあります。


おすすめはGEXのハイポ

この小さい粒一つでリットルの水をカルキ抜き出来ます。

薬とも併用ができます。

 

餌は人工餌のみで飼育が可能です!

大判タイプや小粒タイプ様々な大きさ、形状の餌が販売されているので個体の大きさにあったものを購入しましょう。

うちで飼育しているウーパールーパーはもうすっかり大人ですが食べやすいのかキョーリンひかりウーパールーパーの小粒タイプをずっと使用しています。


小粒タイプ

 


 大粒タイプ

 


水温計は基本的にどんなものでも構いませんが、デジタルの方が一目で温度変化がわかるのでおすすめです。


 

 



ここまで用意すればあとはセットするだけです。

続いてセットする際の注意事項をお伝えします。


注意点

ウーパールーパーの水槽をセットする際に注意すべきなのはレイアウトです。

水槽に水温計、ろ過装置以外何も入れていないのであれば特に問題は無いですが、可愛い美しいレイアウトにしたいと考える方も多いのでは無いでしょうか?

ウーパールーパーは基本目があまり良くないためレイアウトの種類によっては誤飲してしまう可能性があります。

レイアウトにこだわる際はウーパールーパーが丸呑みできない大きさのものを水槽内に入れてあげるのが良いでしょう。

底砂は賛否ありますが、ウーパールーパーが飲み込んでも糞として出せるほど細かいものであればお腹で詰まるリスクは少ないので入れることは可能です。

 サンゴ砂や田砂は細かいのでウーパールーパーが飲み込んでしまっても糞と一緒に出てきます。


 

 各種用品をセットし水槽の立ち上げができたらあとはウーパールーパーをいれるだけです。

水合わせの方法は水温を合わせてそのあと水質を合わせる一般的な方法で大丈夫です。

心配な方は点滴法でゆっくり水合わせしてあげるとより良いでしょう。

ちなみにウーパールーパーは前述のとおり目があまり良くありません。

そのため複数個体を入れると手足を誤って食べてしまったりする事故が発生します。

体格差がある場合は丸呑みしてしまうことも。

失った手足はまた再生しますが基本的には単独飼育するほうが良いでしょう。

どうしても複数飼育したい場合は同じ体格のウーパールーパーを水槽内に入れてあげ最新の注意を払いましょう。

もちろん餌として与える以外他の魚との混泳も基本NGです。



いかがでしたでしょうか?

ウーパールーパーをお迎えしたい方は是非参考にしてみてくださいね!

それでは、素敵なウーパールーパーライフを!




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