尊厳死と安楽死 1 | 舌・食道・咽頭癌、荒蕪肺で右肺2/3を切除したマノン劇場

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マノン

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大学から東京在住25年。現在は九州在住。Over50のマノンです。 【2012年】 ◎3月:「右舌...

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この記事についたコメント

  • マノン

    Re:無題

    >まさのんさん

    おはようございます。コメント下さりありがとうございます。

    私も同意見です。近い将来、死しか残った道がなく、しかも死ぬ時まで苦しい思いをしながら生きている必要はないと思います。

    「自分はそれでも生きていたい」、という人は生きればいいのです。

    しかし「もう苦しみを味わうのは嫌だから死を選ぶ」という人に対して「そんな事言うな。与えられた命を大切にして、がんばって生きろ」という人は、その人の価値観や倫理観、エゴの押し付けでしかない。

    それぞれの人が「自分で考え抜いて選んだ道」を選択する事が実現できる世の中になって欲しいです。

    ALSは現在、治療法がありません。年が明けたら、またこの続きを書きますので、お読み戴ければ幸いです。

  • まさのん

    書きづらいというか、こんなコメントして
    いいかわかんないですが自分は
    安楽死は必要だと思って
    います。。。

    苦しんで死を待つよりいいと
    思っています。

    倫理とかって唱える人は
    その辛さが解らない人
    って。。。

    友人がALSで目でメールだったか
    ラインだったかで連絡してるって
    ブログを読んだことがあります。

  • マノン

    Re:無題

    >しまじろうさん

    その看護師さんは、たまたま機嫌が悪かったのか、普段からそういう性格なのかはわかりませんが、とにかくイライラた顔で無言で処理してさっさと立ち去りました。

    私はビショビショのパジャマとおむつのままで立っているしかなく、かなり凹みました…。

    「ごめんなさい」と謝るしかありませんでした。
    励ましのコメントを下さりとても嬉しいです。

  • しまじろう

    謝らなくていいですよ( ; ; )無言だなんて、信じられない。むかつきますね😡

  • マノン

    Re:無題

    >chappyさん

    ALSの女性の事件の際、マスコミの論調は「生きている事に意味がある」「安楽死は認めない」という物が多く、それよりも「嘱託殺人」の件ばかりを取り上げて、自由を失い安楽死を求める彼女の苦悩について考察する内容はほとんどありませんでした。現代の日本人は「死」と正面から向き合うのが苦手なのですよね。

    チャッピーさんのお義父は進行性核上性麻痺という難しい病気だったのですね。喋れず、動けず、そして寝たきりとなっても意識がはっきりしているのでどれだか辛かったことでしょう…。

    ほとんどの介護士さんや看護師さんは素晴らしい方々なのですが、たまに「なぜこの仕事に?」と疑問に思う方がいますよね。最近の私はストレートに「なぜあなたはこの仕事を選んだのですか?」と問います。もちろん笑顔で、ですが。その時に「人のためになりたかった」と言われ「えー」と思いましたが…。

    「職業に貴賎はないというのは本当だが、同じ職の中に貴賎がある」。なるほど、全くもってその通りです。はぁ…。もう入院はこりごりです。

    今はただひたすら「今年の年末は入院する事なく、母と楽しいお正月を迎えられますように」と願っている次第です。

  • マノン

    Re:無題

    >瑠璃さん
    ゆきこさんのお母様!
    私の事を忘れずに覚えていて下さりありがとうございます。

    ゆきこさんが「舌がんの患者会に参加してみたいなー」と仰って下さり、品川で「マノンの会」を開催しました。ゆきこさんが来てくれるという事で、30名近い舌がん仲間の友人が集まってくれました。もう7年も前の事なのですね。でも、まだ7年しか経っていないのか、とも感じます。

    ゆきこさんは、杖を付きながら頑張って歩いて来てくれました。想像していた通りの可愛らしくてとても優しい女の子。皆で食事しながらワイワイお喋りをして、ゆきこさんも「楽しかった!」と笑顔で過ごしてくれました。そして一生懸命に歩いて帰るゆきこさんの姿を見送ったのがついこの間の事のようです…。

    お母様は看護助手をお仕事にされているのですね。ゆきこさんのお母様を尊敬します。私も入院の度に多くの看護助手さんのお世話になっています。皆さん、どんなに忙しくても笑顔を絶やさず、明るく、そして優しい方が多いです。

    私は長期入院が多いので漢語助手さんや看護師さんの名前を覚えて(手帳にメモして)、常にお名前で呼ぶ事を心がけています。それがせめてもの感謝の気持ちだという思いを込めて…。

    おむつに出したはこの時が初めてで、とても悲しかったです。そして介助して下さる方への申し訳ないという気持ちと、交換を待つ長い時間、自分ではどうしようもできない悲しみ…。

    ゆきこさんは若いお嬢さんですもの。おむつなんて絶対嫌だったででしょう。そしておむつになると、お母様に以外には見せたくない、お母様以外にはお世話されたくないと思うお気持ち、痛いほどわかります。どれだけ辛かった事か。

    瑠璃さんのブログを拝見しました。MAOちゃんとNICOちゃんの愛らしい姿に癒やされます。読者登録をさせて戴きました。そして息子さんがご結婚されるのですね。おめでとうございます。空からゆきこさんもニコニコ笑顔で見守ってくれている事でしょう。

    これからもどうぞよろしくお願い致します。
    急に寒くなって参りました。瑠璃さん、お身体を大切に、ご自愛されて下さいませ。

  • chappy

    ALSの女性の件は、私も思うところがあり記憶しております

    尊厳死は延命治療をしないというのに対して、安楽死は誰かが手を下すことになり日本では犯罪となる
    この医師の行動が患者に寄り添った結果なのか、お金のためだったのか定かではありませんが、もし自分がこの女性の立場だったらと考えた時、私は安楽死を望むその気持ちを否定することなどできません

    義父は進行性核上性麻痺という病気て徐々に喋れなくなり身体も動かなくなり最期は特養のベッドで寝たきりとなり亡くなりました
    ボケてはおらず意識がハッキリしている期間が長かったのでどんなに辛かったことかと思います

    施設の介護士さん、入院した時の看護師さんは誠心誠意対応してくださる方もたくさんいましたが、中にはなぜあなたはこの職業を続けているのか?と疑問に思う態度の方もおり、マノンさんもそんな方に嫌な思いをさせられたのですね

    昔読んだ漫画の中で「職業に貴賎はないというのは本当だが、同じ職の中に貴賎がある」というセリフがありその通りだな~と思いますね

  • 瑠璃

    こんにちは。
    ゆきこの母です。(娘が2016年に参加したマノンさんの会はとても楽しかったと話してくれました。)
    今回の記事は読んでいて胸が痛みました。
    私は看護師ではありませんが、大学病院で看護補助というヘルパーさんに近い仕事をしています。
    毎日患者さんのオムツ交換やシーツ交換、パジャマの着替え等を手伝っています。
    こんなことさせて申し訳ないと仰る患者さんはとても多く、こちらは仕事で毎日のことなので「大丈夫ですよ、気になさらずに」とお声がけしますが、患者さんの中にはマノンさんのように初めてオムツにしなくてはいけない人もいて、それがどれほど屈辱的なことなのかということを私も忘れかけていました。
    看護師がすぐに来てくれない、ということもよく患者さんから聞きますが、それがどれほど辛く長い時間なのかということも気付かせていただきありがとうございました。
    娘も闘病中「オムツは絶対にイヤ」、オムツをしてからは「お母さん以外は絶対にイヤ」と言っていたことも思い出しました。
    その気持ちを忘れてはいけませんね。
    長々と申し訳ありません。
    お母様との時間を大切になさってくださいね。
    いつも応援しております。

  • マノン

    Re:無題

    >けろこさん

    ありがとうございます。

    ほとんどの看護師さんは、どんなに忙しくても笑顔を絶やさずてきぱきと看護してくれます。しかしごく稀に常に不機嫌で雑に仕事をこなす方に遭遇します。

    「この人はなぜ看護師という職業を選んだのだろうか」と不思議に思います。

    尿道カテーテル。看護師さんとはいえ、やはり見ず知らずの人に処置してもらうのは気恥ずかしく申し訳ないと思ってしまいますよね…。

    けろこさん、かつてホームヘルパーをされていたのですか。

    トイレ介助をした高齢の女性の方。どなたにも気を遣われていたのでしょうね。そしていつも介助者に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだったのでしょうね。そして「自分でできればいいのに…」とも。

    けろこさんの笑顔と優しい気持ちはその方にたくさん伝わった事でしょう。けろこさんが泣きそうな気持ちになるのもわかります。

    今回のブログの大きなテーマのひとつに「シモ問題」があります。

    病気をすれば、そして高齢になれば誰もが避けて通れない問題。

    数回続く予定ですが、お時間のある時にお読みいただければ幸いです。

  • けろこ

    どんなに忙しくても患者さんに優しく接することができない人は 看護師になるべきではないと思います。
    マノンさんは全然悪くないです。

    私も全身麻酔のあと、寝たまま自力で排尿できず、尿管にカテーテルを通して貰った経験がありますが、たったそれだけでも 物凄く恥ずかしいし申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

    患者さんの気持ちに寄り添うことが何より大事なことですよね。


    実は私
    昔、11年間ほどホームヘルパーをしていました。
    下半身不随の高齢女性を車椅子からトイレに移乗し お尻を拭いてあげた時に
    『娘にもさせたことないのに、ごめんなさいね』と何度も謝られた言葉が忘れられません。
    私が笑顔でいなくては、、と泣きそうになりました。

    マノンさん つらかったですね(;_;)