2024年6月10日

 

【ハンサム栗の日常】

マノン、ママと男子バレーの応援に夢中でブログ更新をサボっとるな。こらっ

ヤングコーンにかぶりつく栗ちゃん。可愛い💕

【音量注意】私と母の会話が入っています!

 

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オムロン社製のコンプレッサー式ネブライザーで吸入を始めて1週間が経過。薬はベネトリン5%液(気管を広げ呼吸しやすくする)+生理食塩水で1回5mlを1日3回(要冷蔵)。

 

本体はコンパクトで器具も小さく使用後の水洗いも簡単。しかし吸入が1回あたり30分も掛かるのと、空気でミスト化するため口や喉が乾燥するのが難点。

 

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入院中、毎朝していた痰の吸引も退院3日前には痰が出なくなったのでネブライザー終了。それからしばらく痰の排出はなかった。

 

退院後18日、少し屈んだら痰が上がって来たので3回出す。黄色と鮮赤が半々で気管支で出血した模様。「もう痰が出始めたのか…」と残念に思う。

 

そして昨日の朝6時、気管がゼロゼロ鳴る。「これは横になって出す大量の痰だ」と思い、まずネブライザーを30分してから吸引器のカテーテルを口に咥えて横になる。

 

横になった瞬間、気管からサラッサラの液体が大量に口に流れ出たためパニック状態に。液体が口から溢れそうになり慌てて手で口を押さえて吸引。

 

次から次に液体が溢れ出て、数十秒で150cc。なんなんだ、これは一体…。

 

液体は今までと違って茶褐色。先日クリニックのレントゲンで胸水が増えていたが、それが出てきたのか? 記録のため画像を撮った。そして暫く止血剤を飲む事にした。

 

あーあ、憂鬱。でも言語聴覚士さんに「痰を出せるのはラッキーですよ。どんどん出しましょう」と言われたので、今後も適宜、出すしかない。今朝、痰は絡まなかった。

 

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では、大変お待たせしました。引き続き「安楽死とセデーション」について書きます。

 

しかし考えれば考えるほど、「最終的セデーション」を受けるためのハードルは高いうえに話がややこしい。その理由をわかりやすく解説するため、少し長くなります。

 

 

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まず私事から。

 

先日、呼吸器内科クリニックの掛かり付け医T医師と話し合い、今月から月半ばにクリニックでの採血・レントゲン、月末に訪問診療という「契約」をしました。

 

訪問診療を受けるには契約が必要で、契約開始と同時に訪問診療を月2回(原則)受ける必要があります。

 

私の場合、肺の状態を確認するレントゲンが必要なので、動けるうちはクリニックでの受診もする事に。

 

なぜまだ動けるのに契約したかというと、今回緊急入院した時のように体調が急変した場合、24時間対応ですぐに駆け付けて欲しいからです。

 

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以前、子豚医師とT医師に「最期まで自宅で暮らしたい」と告げると、二人から「高齢のお母さんひとりでは体力的にマノンさんのシモの世話は難しいです」と言われました。

 

なので「自力でトイレに行けなくなったら、お看取り病院に入院する」と決めていました。

 

が、しかし「本当に自宅で最期を迎えられないのか」と思案。そして、母の従姉妹が脳梗塞で片麻痺で寝たきりとなり、在宅医療・介護を受けているのを思い出しました。

 

彼女は夫と2人の娘と孫3人の3世帯住宅で暮らしています。

 

彼女は24時間寝たきり。母に「彼女のシモの世話は家族がしているのか?」と尋ねると「1日3回(朝・夕方・夜中)、介護士さんが来てオムツの交換をするから、家族はしていない」との事。

 

その手があった!

 

自分で体感したからわかるけど、今のオムツの性能はすごいのです!吸収量もすごいしサラサラ度もすごい。

 

「介護士に1日数度のオムツ交換に来てもらえば、母にシモの世話を頼まなくても在宅で最期を迎えられる! お看取り病院に入院しなくていいのだ!」と気付きました。

 

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話は掛かりつけ医の経過観察に戻ります。

 

訪問診療の契約が決まったので「ちょっとお話があるのですが…」と切り出しました。母も同席しています。

 

マノン「私は最期まで在宅で過ごす事を希望します。そして終末期になり、もうできる治療がなくなって痛みで肉体的・精神的苦痛に耐えられなくなる前に、最終的セデーションをして戴きたいのですが、先生はして下さいますか?」

 

すると即答でした。

 

T医師「いいですよ、引き受けます。その場合、ベッドまわりに機材のセッティングが必要ですが、大丈夫ですよ」

 

あっさり引き受けて下さり、逆に拍子抜けしました。

 

そして「私は本当に医師運に恵まれている!」と心の底から思いました。

 

これで私は、最期を迎える時の心配をする必要がなくなりました。

 

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こうして私は最終的セデーションを引き受けてくれる訪問医と巡り合えました。

 

しかし、私のように一時的セデーションおよび最終的セデーションを受けるのはそう簡単ではないのです。私は運が良かっただけ。

 

「安楽死とセデーション」のブログを書き、コメントやメッセージで様々な体験談を伺うと、最終的セデーションを受けるのは非常にハードルが高い事がわかりました。

 

その具体的な話については、長くなったのでまた次回。

 

つづくっ