エレカシ CD Sg.『大地のシンフォニー / 約束』(2012.04.25) | エレファントカシマシ備忘録

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2012年4月25日に43rd Sg.『大地のシンフォニー/約束』が発売された。
 


 
☆写真:岡田貴之(初回限定盤、通常盤)
☆“ページェント”…野外で自然をそのまま舞台として行う劇。野外劇のこと。
☆“ゆくりなく”…思いがけず、偶然に。
 
「この『約束』は、俺がひとりで、高らかに堂々と、ドーン!と唄い上げる、それにぴったりな曲だと思った。だからね、どんな受け取られ方をしようが、これをまっすぐに唄いたい!と思ったんですよ。俺はこれがやりたいんだ!って」
「今回は歌モノど真ん中を目指す。しかもある種、大人丸出しっていうか。45歳のエレファントカシマシの宮本浩次の歌声。そのストレートさを出す。そういう意味での大人っぽさが必要だと思ったんですよ!そのプロデュースにYANAGIMANは適任だった」
「すごく悲しいことがあった時に、誰を思いだすんだろう俺は、ってことだよ」
「彼がすごいんだ。俺が出来たと思った歌詞に対して『宮本さんならまだ出来ます。シングルなんだから、もっともっと歌詞を詰めてくださいよ!』と迫ってくる。すんごい熱心で、ギリギリで生きたいって常に思っている人」
「YANAGIMANが言うんだ。『宮本さんの歌はデリケートだから、本当にリズムがいいものじゃないと歌がダメになっちゃうんですよ。トミがちゃんとしてたら、60、70まで宮本さん唄えますから!』って。俺はそれに『俺は80まで唄うんだよ!』って返すんだけど、トミはショックだっただろうね
 
─宮本浩次の歌が自由奔放に鳴っているのがエレカシであり、そのためには、演奏が完璧でなくてはダメだ、と。宮本浩次の声が生きない、と。
「そうなんですよ!演奏が歌と同様に自由過ぎてはダメなんだ、と。だから歌に特化していくと、エレカシに近づいていくんです。僕は本当に驚いてね…今までのどんな作品よりも、この2曲はエレカシらしいじゃないか、と。」
(「音楽と人」2012年6月)
 
「傷だらけの心になって初めて自分の本当の気持ちがわかる瞬間がきっとあると思うんですよ。なんでもいい、辛くても辛くなくてもいいけど…ほら、よくインタビューでも『誰にこの感動を伝えたいですか?』って質問あるじゃないですか。その時に浮かんだ人の顔とかがスタート地点な感じがするんですね。その答えが“約束”っていう曲を作ったことによってできたっていうのがひとつあって。あとは、いい仲間っていうかね。バンドのメンバーもそうなんだけど、YANAGIMANとか蔦谷さんとか、それこそ鹿野さんとかもそうなんだけど。ひとりじゃできないっていうか、それも不思議でさ。そういうものがビシッビシッとさ、すべて直結してここにいるっていう」
「ただ、俺は『震災だから何かやらなきゃいけない』『震災だから俺達に何かできるんじゃないか』っていうのは違うと…間違ってるとは思わないけどもさ、毎日地下鉄の駅で誰かとすれ違ってるのも、なんて凄いんだ!ってことなんです」
(「MUSICA」2012年6月)
 
 
『THE  BEST 2007-2012 俺たちの明日』(初回限定盤B)の特典DVDメンバーインタビューで宮本は、
「岡田くんは実物よりかっこよく撮ってくれる
「煙草を吸え吸え言うんですよ」
「彼は煙草を僕が吸っているシーンにこだわりがあるカメラマンの人ですね」
と語っている。
なお、『大地のシンフォニー』のMVには宮本が撮影したカットが含まれている。
何ヵ所かあるがひとつは地下鉄の階段を上ったあとのショットとのこと。
 
 
≪初回限定盤≫
CD2枚組
【DISC1】
M-01 大地のシンフォニー
M-02 約束
M-03 大地のシンフォニー(Inst.)
M-04 約束(Inst.)
 
【DISC2】
2012年 新春渋公ライブセレクション
 

 
 
 
 
 
≪通常盤≫
 
 
 
 

【公式】

『大地のシンフォニー』

監督:半田淳也

 

【公式】
『約束』
監督:高木聡

 
『大地のシンフォニー』MVロケ地(2023.03)