エレカシ CD Sg.『悲しみの果て / 四月の風』(1996.04.19発売) | エレファントカシマシ備忘録

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1996年4月19日に10th Sg.『悲しみの果て / 四月の風』が発売された。
 


M-01 悲しみの果て
M-02 四月の風

☆『四月の風』…東芝マルチメディア企業CMソング
 
要するに何を言いたいのかと言うと、この再デビューによってエレカシはようやく正当に受け入れられるはずだ、という事だ。
これだけの作曲能力と詞のパワーと強い声とかけがえのないキャラクターを持つ宮本浩次が正当に受け入れられるとどういう事になるか。
まあアルバムは8月でまだ先なので、じっくりとザマーミロ気分で追ってく事にしよう。
(山崎洋一郎)
 
「きっと目指してるものっていうのは、卑近(身近でありふれていること。高尚でないこと)で、甘っちょろい歌─って最近俺は言ってるんだけど、そういう歌が作りたいと思ってます。だから、その根源はきっと変わってないでしょう」
「俺ね、そういう歌ほんと作りたいですよ、そよ風の歌は。出来たらなと思います。俺そんなもんねえと思ってる奴っていっぱいいると思うぜ。俺なんかは全然勇気づけられない、そういう歌からは。全く。」
「楽しい歌うたったりする人も中にはいるじゃん。そういう歌をちゃんと歌う人。そういう方がいいよ、絶対。そういうことだと思います。楽しい歌をやります、僕は。だって俺元々そうなんだもん。例えばさ、『あくびして死ね、この野郎!』っつってさ、それだって俺の意識の中では明るくて楽しいから(笑)」
「だからもしそうやって思わせてしまうのはやっぱり、俺達まだいい曲を作ってないってことかもしれないし。だから、今この方向ですごくやってみたいんですよ」
(「ロッキングオンジャパン」1996年5月)
 
 
 
 
 

【公式】
悲しみの果て
監督:大沢昌史


『悲しみの果て』を初めてフルで聞いたときの衝撃。
短い曲の中に込められた思いとエネルギー。
『四月の風』はエレファントカシマシを私に教えてくれた人が好きだと言っていた曲。