映画を観たいなぁとおもっていた頃、ブロ友のコトラーさん『ボイリング•ポイント〜沸騰』を観たとのブログ 👇

 

 

アトラクティブな映画と直感して、上映劇場を検索して結局、有楽町まで出掛けた。

ビル4F映画館のチケット売場へ来たときLINE着信。12:00

「夫の死を受け入れられないから2〜3年は身内以外誰とも会わない」旨のことが書いてあった。重い内容である。すぐ📲コールするも繋がらず。気持ちが動揺した。簡単なメールを送信して館内へ。12:30

座ったのがFつまり6列目は満席だった。後を見ても8〜9割、席が埋まっていた。

評判の映画なんだなぁと…。

一人の中年が携帯で忙しそう…喋りながらレストランへ入るところから映画が始まった。この中年はロンドンの一流レストランのオーナー•シェフであるが、なんだか焦っている。10分前の自分と重なって見えた。クリマスで金曜日の夜、どうやらこんなに大事な日に遅刻している。でもこの焦りは遅刻だけのものではなさそう?

 

LINEを呉れたのは旧知の人である。何ヶ月振りかの携帯をした。7月末のことだった「実は夫が11日に亡くなりました…」吃驚しつつも秋に飲みましょうと割合明るく話を交換した。

なのに、何故、あのようなメールに変わったのか??

 

映画では、ハイテンポで緊張とスリルとテンション上がりっぱなしが次から次へと展開していく。私は映画を見ながらまだ書きたりない文言を思ったりした。

 

ロンドンで実在するレストランで撮ったという…その映画の中のレストランの、厨房内の諍い、ワイン通を気取るイヤな客、グルメ評論家、SNSインフルエンサーなどが臨場感豊かに映し出される。

 

…どうやら、シェフは離婚したばかり、経営もうまくいっていない。危険ドラッグからも抜けようとしている。…突然、シェフは倒れる、画面が消えた。シェフを呼ぶ声•字幕だけが十秒ほど流れて終る。14:10

超ハイテンポなセリフの連続、迫真力ある演技、、圧倒された90分だった。

映画が終わって、再度、メールして心中を聞きたいと思ったが"既読"なし。

 

何遍もは野暮で無粋だ。

そう頭を切り替えて…家に帰ってシャワーを浴びて、

ゆっくりしてから…携帯を開く。

 

"既読"になっていた。

安心して寝ることとした。

 

2022/8/17 日記