ご訪問ありがとうございますニコニコ

 

広範囲の脳梗塞となり

 

脳神経外科で別の医療機関で入院治療を受けた

 

80代後半の患者さん。

 

 

 

自宅で生活されていましたが

 

脳梗塞の後遺症で

 

意思の疎通は出来ず、関節拘縮を伴う寝たきりに。

 

そして、経鼻経管栄養の状態となり

 

私の勤務先に転入院されてきました。

 

 

 

 

 

前の病院では

 

繰り返す誤嚥性肺炎や尿路感染症の治療のため

 

抗菌薬を何回も投与されていました。

 

 

 

 

 

入院の際に

 

喀痰の細菌培養や尿の細菌培養検査を行いましたが

 

繰り返し強力な抗菌薬を投与したためか

 

ここで使える薬で効果のある薬は無い状況となってました。

 

 

 

 

 

前の医療機関では、ほとんど途切れなく抗菌薬を投与されていましたが

 

こちらに移られてからは

 

約1ヶ月、抗菌薬の投与はせずに、消炎鎮痛剤で対処して

 

患者さんには頑張ってもらっていましたが

 

やがて、抑えきれなくなり

 

発熱が続くようになってしまいました。

 

 

 

 

 

効果のある抗菌薬はもはやないので

 

有効な打つ手は無いのですが

 

ここで使える抗菌薬を投与してみます。

 

あとは、患者さんの体力勝負です。

 

奇跡が起きてくれたらいいな。

 

 

 

 

健康や病気のことなどを綴ってます。

よろしければご覧くださいニコニコ

右矢印ご高齢の肺癌患者さん、最期の時をどう迎える?

右矢印1年前には運転免許の更新してたのに。

右矢印長生きは良いけれど。

右矢印慢性心不全の患者さん、急性増悪で入院になる

掲載時時点の内容です。ご了承ください。