ハチに刺されたらどうなる?
体内にハチ毒に対する抗体ができ
次に同じ種類のハチに刺されたときには
人によっては、アレルギー反応を起こし
アナフィラキシーと呼ばれるショック症状を起こします。
アナフィラキシーを起こすと
呼吸困難や血圧低下などを起こし
最悪の場合は、亡くなってしまうこともあります。
特に、アレルギー体質の人や
ハチに一度、刺されたことのある方は
十分注意する必要があると考えます。
重症化が予測される方や
山奥での作業などですぐに治療することが困難である人に対しては
アドレナリン自己注射薬(エピペン®️)が処方されることもあります。
ハチに刺されたらどうすればいい?
① 刺された傷口を流水でよく洗い流してください。ハチの針が残っている場合は、そっと抜きましょう。
② 傷口から毒をしぼり出してください。口で吸った場合、毒は必ず吐き出しましょう。
③ 抗ヒスタミン軟膏などを塗り、冷やしましょう。
④ 息苦しさや口の乾き、冷や汗、めまい、血圧低下、しびれ、嘔吐、じんましんなどのショック症状が現れた場合は、一刻も早く救急病院等で医師の診察を受けてください。
①~③の手順で処置をし、安静にしてください。
20分ほど様子を見て
④のような異常がないようなら、ひとまずは安心です。
様子がおかしいと思ったら
ただちに医療機関を受診するようにしましょう。
ハチに刺されないためには
ハチは大きな音や振動などの刺激を受けると
興奮して攻撃性を増します。
ハチを刺激しないように注意しましょう。
・ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用するとよいそうです。
・あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておきましょう。
・巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意してください。
・巣やハチに近づいてしまった場合はゆっくり静かにその場を離れましょう。頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れてください。