ご訪問ありがとうございます
皆さんは朝食を食べていますか？
普段の診療でも患者さんにはお聞きしています。
患者さんからは時々こんなお返事が…。
「ギリギリまで寝たいから、食べる時間はありません。」
「朝は食欲ないから食べません。」などですかね。
それぞれ、ご都合や体調などがあって
朝食を食べない習慣になっているのでしょうが
出来れば、というか出来るだけ
栄養バランスの良いものを朝食として食べていただきたいなと
思っています。
朝食を食べるとこんな良いことが！
①脳も身体も活発に
人は、寝ている間にエネルギーを使ってしまうので
目が覚めたあとに朝ごはんを食べて
エネルギーを補給しなければ
集中力や記憶力などに影響が出ることがあり
脳も体も朝からは働くことができません。
脳と身体のエネルギーを補給してから
1日の活動を始める必要があると思います。
朝食を摂らない方もいらっしゃると思いますが
その理由のほとんどは、先にもお伝えしましたように
「朝忙しくて朝食を摂る時間ががない。」
ということでしょうが
朝食にはお腹を満たすだけでなく、たくさんの役割がありますので
是非、朝食の時間を作っていただきたいなと思います。
②体内リズムを整える
人間は、時間に合わせて脈拍、血圧、体温や
ホルモン分泌量などを微調整しています。
朝食を食べると1日のスタートを身体に知らせて
体内リズムのズレを修正することができます。
この時計を合わせるような体内リズムの調整が
心身ともに健康に１日を過ごすポイントにも
なると思います。
③太りにくい体へ
朝ごはんを食べることによって
基礎代謝が上がると言われています。
基礎代謝とは、何もせずにじっとしているだけでも
必要なエネルギーのことです。
つまり、基礎代謝が上がれば太りにくい体に
なることが期待できるでしょう。
④便秘にも効果が期待できます。
朝から食事をして胃が活動することによって
腸が刺激されて朝から排便できるようになります。
それを習慣づけていくことで、便秘が改善されます。
でもやっぱり「朝食を作る時間が無い。」などで
「無理です！無理！」な方には…。
単品で食べることが出来るバナナやヨーグルト
レトルトの野菜スープなど、お好みのもので
手間のかからない食品を利用されてはいかがでしょうか。
出来れば栄養のバランスを良くしてくださいね。
