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初夏になると野山でキャンプなど
 
アウトドアで楽しむ方もいらっしゃるかと思います。
 
きれいな景色に澄んだ空気
 
森の中なら鳥の鳴き声に川の近くならせせらぎ…
 
リフレッシュできそうですね。
 
そんな楽しいアウトドアを満喫される時に
 
気を付けていただきたいことの1つが虫刺されです。
 
このことについてお伝えしたいなと思います。
 
 
 
 
 
 
虫刺されと言っても症状が軽いものから
 
ひどかったら病院に入院して
 
治療が必要なものまであります。
 
その1つのマダニについてご紹介していきます。
 
 
 
 
 

マダニ

 

マダニは、家の中にいるヒョウヒダニとは違って

 

体長3mm以上と肉眼で見えるほど大きく

 

主に森林や草地などに生息し

 

鹿やいのししなどの動物の血液を吸って生きています。

 

マダニのなかには

 

細菌やウイルスなどの病原体を持つものがおり、

 

刺されると、日本紅斑熱、ライム病に

 

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など

 

さまざまな感染症を発症することがあります。

 

 

 

 

 

 

 

SFTSって?


SFTSは、ごく一部のマダニがもつ

 

SFTSウイルスが原因で起こる病気で、

 

日本では2013年1月に初めて感染が確認されました。

 

5月から10月にかけて多く報告されています。

 

医療機関でSFTSと診断された人の

 

約30%弱が亡くなってしまうと言われています。

 

感染地域は西日本に集中していて

 

SFTSウイルスに感染すると

 

刺されてから6日から2週間の間に高熱が出たり

 

吐き気、腹痛、下痢、血便など

 

胃腸に関わる症状が現れます。

 

レジャーの際だけでなく、農作業、森林作業を行う際にも注意をしてください。

 

 

 

 

 

マダニの対処法

 
マダニは、口元の突起を皮膚に差し込んで吸血し
 
数日から10日にわたり
 
血液を吸いながら徐々に大きくなっていきます。
 
マダニが衣服の上や皮膚の表面を
 
動き回っているときは簡単に払い落とせますが
 
1か所にじっとしているのを見つけた場合は
 
血液を吸い始めていると思われるので
 
無理に取ろうとせずに皮膚科を受診してください。
 
また、2週間以内に高熱などの症状が現れたら
 
医療機関を受診し「マダニによる感染症ではないか」と伝えてください。
 
 
 
 
 

SFTSを防ぐ方法として最も有効なのは
 
マダニに刺されないようにすることです。
 
森林や草地に行くときには、むやみに茂みに入らないようにしましょう。
 
マダニは葉から足元に乗り移るので
 
下半身、特に脚を露出しないように注意し
 
衣類の隙間をなるべくつくらないように
 
上半身もなるべく肌を覆うようにしましょう。
 
 
 
 
 
 
さらに市販のDEET配合の虫除けスプレーを
 
足元を中心に服の上から十分に吹きつけて
 
帰宅したら、皮膚のやわらかい場所を中心に
 
マダニが付着していないかどうかをチェックしてください。
 
 
 
 
 
 
虫刺されに注意してアウトドアを楽しんでください。
 
刺された後に体調の異変があれば
 
早めに医療機関に受診してくださいね。
 

 

 

 

世の中にはいろいろな感染症がありますね。

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