布団に入ってもなかなか眠れず
悶々として寝返りを繰り返しているうち
夜が明けてしまったという方もいらっしゃいますよね。
ごくたまに起こることなら
まあ、そんなこともあると受け止めてもいいのですが…。
眠りのリズムについてお伝えしたいなと思います。
体内時計
私たちの脳の中には
睡眠や体温、血圧などの変動のリズムを整えている
『体内時計』があります。
朝、目覚めたときの太陽の光で
体内時計のスタートボタンがオンになり
その時点から
決められたタイムスケジュールに従って
全身の機能が動き始めます。
同時に
暗くなったら眠くなるというプログラムもスタートして
だいたい15時間後に眠くなります。
朝の明るい光が目に入ってくるのが遅れれば
その遅れた時点から
タイムスケジュールがスタートしますので
その遅れた時間だけ眠くなる時間も遅くなります。
このタイムスケジュールのオンの時間の遅れが長期になれば
『眠れない、起きられない』も続いてしまいます。
眠りのリズムを整える
何より『早起き』が大切といわれています。
朝起きたら、たっぷりと朝の光をカラダに注いで
体内時計のスタートボタンをオンにしましょう。
そして昼間に
運動をして全身の代謝をよくしておくことや
寝る前にぬるめの湯にゆっくりと浸かり
カラダを温めて気分をゆったりとすることや
夜は明る過ぎる部屋にはいないこと
などを心がけましょう。
スマホやタブレットなどの画面を
寝る前に見るのも睡眠にはよくないと言われています。
横になったらついつい見たくなる方も
いらっしゃるかと思いますが
見るのはガマンしましょう。
夜中に起きた時に見てしまうのも覚醒してしまいますので
見ない習慣を作ってください。
何か病気が隠れているかもしれません。
1度医療機関を受診して、ご相談なさってくださいね。
