ご訪問ありがとうございますニコニコ
 
4月も半ばを過ぎましたね。
 
寒い冬も過ぎ、さわやかな季節となり
 
アウトドアなどのスポーツも

 

より盛んになってくる時期。

 

 

 

 

 

 

朝はまだ涼しいかもしれませんが

 

日中は晴れていると気温が高くなることも多いと思います。

 

普段の生活でもこまめに水分補給してくださいね。と

 

何度か記事にしてきました。

 

スポーツをする時にはさらに意識していただきたい

 

と考えています。

 

このことについてお伝えしたいなと思います。

 

 
 
 

 

人の体は水でできている。

 

どこかで聞いたような言葉ですが

 

その通りで、半分以上は水分です。

 

一般的に大人の方の体の約60%は水分と言われていて(お子さんはさらに多く、ご高齢の方は成人より少ないとのことです。)

 

定期的に運動をしている人やアスリートは

 

水分を多く含む筋肉が多いため

 

カラダ全体の水分が占める割合も

 

一般の方に比べて多くなります。 

 

カラダの水(体液)は、酸素や栄養素を細胞に届けたり

 

汗を出して体内の熱を逃し、体温を一定に保つなど

 

生命に関わる大切な役割を担っています。

 

その体液は、普通に生活していても

 

尿の排出や皮膚からの蒸発などによって

 

1日に約2.5リットルの水分が失われているとされています。

 

そのため、食事や飲水などで同じ量の水分を摂ることで

 

体内の水分バランスを保ち、体を維持しています。

 

 

 

スポーツすると体の水分は?

 

スポーツすると、通常より多く発汗をするため

 

普段の生活の時以上の水分が体から失われます。

 

体内から水分が失われてしまうことを「脱水」と呼びます。

 

脱水になると、体に様々な問題を引き起こします。

 

 

 

 

その一つが体温調節機能の低下です。

 

体温調節機能が低下すると

 

熱産生と熱放散のバランスがとれなくなり

 

体温が上昇してしまいます。

 

 

 

 

 

 

運動中の発汗量は、環境や運動強度によって異なりますが

 

1時間で2リットルに及ぶ場合もあり

 

これは体重50キロの人であれば4%に該当し

 

危険な脱水状態にあたります。

 

そうなる前に、水分を補給が必要です。

 

 

 

 

 

水分補給はどのように?

 

水分補給は失われた水分量

 

つまり発汗量に相当する分を補えば良いのですが

 

汗の量は身長や体重、環境、運動強度などにより

 

個人差があります。

 

そこで目安となるのが

 

のどの渇きに応じた自由な飲水です。

 

この自由飲水によって、適量の水分が補給されることが

 

多くの研究や調査でも明らかになっているそうです。

 

のどの渇きは、体の水分不足を知らせるサインです。

 

練習の合間に水分補給の時間を取るなどして

 

脱水になるのを防ぎましょう。

 

 

 

 

 

水分補給は多ければ多いほど良いわけではなく

 

必要以上に水分を摂りすぎないことにも注意が必要です。

 

練習の前後で体重を計ることで

 

発汗量を知ることも有効とされています。

 

その際、補給量の目安は、体重が2%以上減らない

 

かつ体重が増えない(脱水率が0〜2%の)量となります。

 

 

 

 

汗には水分だけでなく

 

ナトリウムなどのイオン(電解質)が含まれています。

 

大量に汗をかいて体液が失われたとき

 

水だけを飲むと体液のイオン濃度が薄まり

 

それ以上濃度を下げないためにのどの渇きを感じなくなります。

 

同時に余分な水分を尿として排泄するため

 

脱水状態から回復することができなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

日本体育協会では

 

糖質を含んだイオン飲料を飲むことをススメています。

 

0.1〜0.2%の塩分(ナトリウムに換算すると100ml中に40〜80mg)と、

 

1時間以上の運動をする場合は

 

4〜8%程度の糖質を含んだものを推奨しています。

 

下差しPDFファイルの資料です。

スポーツ活動中の熱中症予防ハンドブック

右矢印https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/heatstroke_0531.pdf

 

 

 

 

こちらはずいぶん前のですが、マンガ形式で読みやすく作られています。

しっかり水分補給-公益財団法人日本スポーツ協会

右矢印https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data0/publish/pdf/suibun_01.pdf

 

 

 

体育館やコートのコーナーにドリンクコーナーを設置し

 

いつでも自由に飲める環境を作っておけば

 

その助けになるでしょう。

 

飲水休憩の時間を設けたり

 

運動の前後でも飲水を心がけるなど

 

日ごろから自主的な水分補給を意識していきましょう。

 

水分補給だけでなく、栄養や休養もたっぷりとって

 

よいコンディションを保ってくださいね。

 

 

 

 

 

体を動かして健康的に過ごしましょう。関連記事です。

よろしければご覧くださいニコニコ

右矢印運動のススメ…若い方でもサルコペニア(筋力低下)になる

右矢印自分の足で一生歩ける体に。「毎日かんたん!ロコモ予防」…特設Webコンテンツ!

 掲載時時点の内容です。ご了承ください。